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川崎の枝運河めぐり…15

(『川崎の枝運河めぐり…14』のつづき)

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根本造船所の全景。右手には上架作業用の台船も何隻かあって、その横には臨港消防署の「はるみ」ももやっていました。都内では見られない、スレンダーなハンマーヘッドクレーンを備えた作事場風景、いいものです。

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228083.jpg船台に上架中の艇を間近で。左から湾岸警察署の「ふじ」、横浜水上警察署の「はやかぜ」、川崎市消防局の「第6川崎丸」と多彩で、これまた都内では見られない取り合わせに、嬉しく拝見。

造船所の向って左、西岸はいわば建材荷揚場で、砂が野積みされており、背後にはコンクリートプラントが。ここまでガット船が入ってくるのでしょうね。


228084.jpgせっかく晴れてきたのに、逆光で暗くなり恐縮です。南側は13号地貯木場ばりのクレーン船溜。

袋小路とはいえ本船運河の末端ですから、高さを制限する橋もなく、ご覧のようにジブを上げたまま移動できるのが、この手のフネブネには好環境なのでしょう。



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しつこいですが、護岸に直接ペンキ書きされたこの手、特にオフィシャルなものは都内だとあまりお目にかかれないだけに、神奈川県側に来た気分が凄く盛り上がるというか。いかにも本船運河、という雰囲気が横溢するように思えるのですよね。

川崎の枝運河群をうろつくお散歩、曇天下ながら大いに楽しめました。さて、タメるのはほどほどにして、前回触れた「驚いて声をあげたくらいの嬉しい出会い」について、次回お話したいと思います。
撮影地点のMapion地図

(30年12月9日撮影)

(『12月9日のフネブネ…1』につづく)

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タグ : 末広運河消防艇警備艇