江戸川閘門スナップ

(『水位差上等!』のつづき)

7034.jpgお花見の時季とは違って、管理橋上で眺める人も、たった一人。賑やかな閘門も嫌いではありませんが、アガリ症の小心者としては、やはり人目は少ないほうが、集中して楽しめるというものです。

上流側ゲートが上がると、お楽しみもいよいよ終わり。まあ、水したたる扉体をくぐって出たときの、開放感も好きなのですけれど。…おや、水路の左に何か異物が…。

7035.jpg最初は、ちょっとした枯れ草のかたまりか何かだと思っていたら、枝のたっぷりついた流木、しかも幹は結構太そう…。

枝が水中に伸びていたら大変と、右の側壁に艇を思い切り寄せて、恐る恐る通過。たかが潅木とはいえ、ペラにからみでもしたら、ことですからね。


7036.jpg前後しますが、閘室横、背割堤上にある、今やおいそれと見なくなった型の、小さな電話ボックス。中身はご覧のとおり、玄関にあるようなインターホンです。

以前も触れましたが、コレを以前から、一度使用に及びたいと思いつつも、やはり用もないのに使うのは気が引けて(当然ですが)、15年間果たせず。使ったことのある方、ぜひコメント欄に体験談を!


7037.jpgこちらは、江戸川閘門周辺の風景の中でも、私が特に好きなアングル。背割堤下流側です。

ずん胴の水位計測施設に杭の群れ、その向こうに見える対岸には、河原水門と、古風なアパート…。切り取られたもの全てが、ほどよく風化したコンクリートの肌を持つ建造物ばかり。陽に焼けたコンクリートの匂いが漂ってくるような、のどかな川景色です。

7038.jpg
上流側から、閉まりゆく扉体を眺めて。こんもりと茂った葉桜の緑がひたすら濃く、竣工後60年以上を経た閘門を、覆いつくさんばかりに見えます。

この閘門と出会って15年…いや、正しくは16年目ですね…、ほとんど姿を変えずに元気で活躍してくれているのは、本当に嬉しいもの。私の生まれた街ですら、この16年間は、街並みが一変するほどのすさまじい変貌振りでしたから、なおさらそう思えるのでしょうね。


(21年6月7日撮影)

(『江戸川散歩…1』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
関連記事

タグ : 旧江戸川 江戸川 江戸川閘門 江戸川水閘門 閘門

コメント

インターホン

こちらのインターホンですが、私は使ったことがあります。
インターホンは全部で3箇所に設置されています。
閘門の上流側と下流側にそれぞれ一つずつと、閘室の中に一つの計3箇所です。
インターホンの先はどこに繋がっているのかというと、閘門より東側にある事務所棟に繋がっています。
さて、どんな時に使うのか・・
ここの閘門は事務所棟から監視していて、船が近づくと遠隔操作で閘門を開け閉めします。
事務所棟で近づく船に気がつかなかった場合どうなるか・・ 
閘門の直前に居ると実は事務所棟から船の大きさにもよりますが見つける事ができません。
その時に連絡するのに使うのがこのインターホンなのです。
ただ、下流側はともかく上流側は船を着岸させるのは船の大きさにもよりますが困難です。
そこで気がついてもらえなかった場合に閘門の開閉を依頼するのは携帯電話となります。
ただ、以前は平日も土日も電話をすれば事務所棟に繋がったのですが、今は土日は全然違う事務所に転送されてしまいます。
どうやら土日祝日は国土交通省の職員が常駐しているのではなく、委託業者が居るような感じです。

さて、船で近づいた時に確実に事務所棟に気がついてもらう方法がありますのでお教えします。
それは水門近くになったらゆっくり徐行して近づくということです。
上流側から閘門に近づくときは、東京パワーボートセンターの横あたりから徐行して近づきます。
下流側から近づくときは泉マリーナを過ぎたあたりから徐行して近づいてください。
そうすれば大体気がついてもらえるはずです。
気がついてもらえなかった場合、閘門直前に居ると事務所棟からは死角になってしまい、気がついてもらえません。
また、ホーンをいくら鳴らしても聞こえないようです。

なお、この閘門のは運転時間が6時~18時までとなっています。

Re: インターホン

>のびたさん
いろいろと情報ありがとうございました。おお、実際に使われたのですね。あのインターホン、特に使う用事がないので、今まで触れたことがなかったのですが、やはり気になりますよね。

15年前、初めて訪れてから今まで、幾度となく通航していて、気づかれなかったことは特にありませんでした(昔、上流からの到着が運転終了後になったときも、「開けてあげようか?」と言われたこともあるくらいで、非常にサービスが良いという印象があります)が…。あるいは、そういうこともあるのでしょうか。

時間外

外輪太郎様
実は私も時間外に開けてもらった事があります。荒天で帰港が遅れまして、
事前に電話をして事情を話したら到着したら連絡をくれれば開けてくれると
言ってくれました。確かその時にも水門下のインターホンから到着したことを
伝えたような記憶があります。だから多分親切だと思いますよ。
もちろん時間外でもいつでも開けてくれるという訳ではなく、遅くなった理由や
どこから出航したのかなどいろいろ聞かれたのを覚えています。
ただ、今現在は委託業者が管理している日時があるような感じですので、
もしそうなら逆に厳しくなっているかもしれません。

そうそう、佐藤淳一さんの江戸川限界遡上の画像を見て思い出しました。
私と外輪太郎様は実は7月18日にお会いしています。お会いしたというより
すれ違ったというほうが正しいですが。
私は外輪太郎様が休憩した場所に居ました。
記憶にありますでしょうか??

Re: 時間外

> 私は外輪太郎様が休憩した場所に居ました。
> 記憶にありますでしょうか??

恐縮です。残念ながら覚えておりませんが、各所で目撃情報が
寄せられるようになったので、最近は気が抜けなくなりました(笑)。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する