10月30日の古川…2
(『10月30日の古川…1』のつづき)

●壮絶張り出しの続き、芝公園入口の上昇してゆく高架を仰いで。高さが増すにつれて圧迫感は減じるものの、数があるだけに、片持ち梁の強烈さはなお衰えず。
護岸に接して橋脚を建て、川面に張り出すのは神田川奧部も同様ですが、密度が濃いだけに印象の強さはやはり、古川に軍配が上がりますよね。
●ここで鴨さんの一群が登場。出会ったはなは基礎護岸の水際でまったりしていましたが、接近すると例によって実に嫌そうな面持ちで、上流にしばらく泳いでは飛びを繰り返していました。
何度目かに川面に降りるのを止め、いずこかへ飛び去ってしまったのですが、ほとんど舟航のない安寧の地を侵した形になり、何とも申しわけない気持ちに‥‥。

●ピンが甘くて恐縮ですが、ここまで近づいたときも。事前にスタッフへ「水鳥が見られるかもしれませんよ」とお知らせしていたので、喜んでカメラを向けておられました。都市河川で普通に水鳥たちが暮らしているシーン、驚かれる方も少なくないでしょう。
●一ノ橋ジャンクション直下、これも古川名物に挙げたい90度超の屈曲区間が見えてくると‥‥。こりゃびっくり、外側の護岸、大規模な改修工事中ですね。
古風な石垣護岸がすっかり失せて、錆色の鋼管矢板が視界いっぱいに広がる、圧倒されるような光景。水際の鋼矢板からは排水のパイプが伸び、盛んに水を吐き出していました。

●陸上の重機も動いていて、平日ならではの躍動感ある河川工事風景。
あまたの支流や暗渠を集め、谷間を流れ下る基幹河川だけに、増水時の流圧を思えば、ここが真っ先に改修の対象になったのはうなずけます。個人的には、可航幅を減じないでもらえるとありがたいですね。
【撮影地点のMapion地図】
(30年10月30日撮影)
(『10月30日の古川…3』につづく)

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●壮絶張り出しの続き、芝公園入口の上昇してゆく高架を仰いで。高さが増すにつれて圧迫感は減じるものの、数があるだけに、片持ち梁の強烈さはなお衰えず。
護岸に接して橋脚を建て、川面に張り出すのは神田川奧部も同様ですが、密度が濃いだけに印象の強さはやはり、古川に軍配が上がりますよね。

何度目かに川面に降りるのを止め、いずこかへ飛び去ってしまったのですが、ほとんど舟航のない安寧の地を侵した形になり、何とも申しわけない気持ちに‥‥。

●ピンが甘くて恐縮ですが、ここまで近づいたときも。事前にスタッフへ「水鳥が見られるかもしれませんよ」とお知らせしていたので、喜んでカメラを向けておられました。都市河川で普通に水鳥たちが暮らしているシーン、驚かれる方も少なくないでしょう。

古風な石垣護岸がすっかり失せて、錆色の鋼管矢板が視界いっぱいに広がる、圧倒されるような光景。水際の鋼矢板からは排水のパイプが伸び、盛んに水を吐き出していました。

●陸上の重機も動いていて、平日ならではの躍動感ある河川工事風景。
あまたの支流や暗渠を集め、谷間を流れ下る基幹河川だけに、増水時の流圧を思えば、ここが真っ先に改修の対象になったのはうなずけます。個人的には、可航幅を減じないでもらえるとありがたいですね。
【撮影地点のMapion地図】
(30年10月30日撮影)
(『10月30日の古川…3』につづく)

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