木曽川・飛騨川舟筏路めぐり…7
(『小山観音…2』のつづき)
●舟筏路めぐりのトリにして最大の物件、川辺ダム下流に到着。ダム愛好家諸兄はご存知と思いますが、カメラで狙えそうな場所が実に少ないダムです。崖をよじ登ったり、藪を漕いだりする装備も覚悟もないヘタレとしては、なおさら。
事前のリサーチで目星をつけたのが、ご覧の護岸というか堤防というか、古びたコンクリート壁の天端です。
写真奥、壁のL字になった場所には高水敷に降りる階段もあり、あわよくばあそこから河畔に出て、よりよい視点まで攻められるかも、というのもありました。
●階段をのぞき込んでみると‥‥う~ん、激藪。服がボロボロになりそうなので、涙を呑んであきらめました。
道路からわずかな距離ですが、細い農道を失礼することにはなるものの、堤防を割って階段があることから、一般の通行は認められているだろうと判断。それに少なくとも堤防上は公有地でしょうから、地元の方に迷惑をかける可能性も減ると思ったのです。

●というわけで、堤防上を恐る恐る歩いて、舟筏路を観察できるところまで後退。この辺なら何とかイケるかな?
岩場の露出している高水敷をよく見ると、まだ濡れた泥土や石塊が厚く積もっていて、豪雨の影響を色濃く残していました。仮に階段を降りられたとしても、歩くのは難しかったと思います。

●ズームを効かせて、豪快に放水している第6径間を一枚。
今立っている堤防上からダムまで、直線距離で約500m。満足のゆくディテールが、記録できるか否や‥‥。

●目線を左に移して、舟筏路と待望のご対面。いや~、屈曲しつつ上昇してゆく軌道の姿、想像以上に素晴らしいですね! ダム愛好家諸兄のサイトでは、幾度となく目にして憧れた光景、まさに百聞は一見に如かず(何度も同じようなことをいってすみません)。
鹿瀬ダムのインクラインも、現存していたらこのような情景が楽しめたに違いありません。一見して、使われなくなって久しい状態であることが看取できるにせよ、いま現在形をとどめているというのは、やはりありがたいことだと思わずにはおれませんでした。
【撮影地点のMapion地図】
(30年9月2日撮影)
(『木曽川・飛騨川舟筏路めぐり…8』につづく)

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事前のリサーチで目星をつけたのが、ご覧の護岸というか堤防というか、古びたコンクリート壁の天端です。
写真奥、壁のL字になった場所には高水敷に降りる階段もあり、あわよくばあそこから河畔に出て、よりよい視点まで攻められるかも、というのもありました。

道路からわずかな距離ですが、細い農道を失礼することにはなるものの、堤防を割って階段があることから、一般の通行は認められているだろうと判断。それに少なくとも堤防上は公有地でしょうから、地元の方に迷惑をかける可能性も減ると思ったのです。

●というわけで、堤防上を恐る恐る歩いて、舟筏路を観察できるところまで後退。この辺なら何とかイケるかな?
岩場の露出している高水敷をよく見ると、まだ濡れた泥土や石塊が厚く積もっていて、豪雨の影響を色濃く残していました。仮に階段を降りられたとしても、歩くのは難しかったと思います。

●ズームを効かせて、豪快に放水している第6径間を一枚。
今立っている堤防上からダムまで、直線距離で約500m。満足のゆくディテールが、記録できるか否や‥‥。

●目線を左に移して、舟筏路と待望のご対面。いや~、屈曲しつつ上昇してゆく軌道の姿、想像以上に素晴らしいですね! ダム愛好家諸兄のサイトでは、幾度となく目にして憧れた光景、まさに百聞は一見に如かず(何度も同じようなことをいってすみません)。
鹿瀬ダムのインクラインも、現存していたらこのような情景が楽しめたに違いありません。一見して、使われなくなって久しい状態であることが看取できるにせよ、いま現在形をとどめているというのは、やはりありがたいことだと思わずにはおれませんでした。
【撮影地点のMapion地図】
(30年9月2日撮影)
(『木曽川・飛騨川舟筏路めぐり…8』につづく)

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