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7月22日の多摩川水門めぐり…8

(『7月22日の多摩川水門めぐり…7』のつづき)

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くぐりながら桁裏を仰いで。水門のものは扉体のすぐ向こうまでで、幅員のほとんどは土堤道を渡す橋のものですね。

外から見える場所だけでなく、中の桁全てを浅いアーチ状のRC桁で揃えているので、見上げるとずらりと肋骨状になっていて、なかなか印象的です。目立たないところにも、それとなく意匠的な心配りをしているように思えますね。

221072.jpg奥にメザシでもやう漁船、右手に伸びるレンガと石材の護岸と、堤内地の水面もお変わりないようで何より。

レンガの護岸が支えるのはさして広くない街路で、その向こうはすぐ屋並みの低い住宅地。今の潮位なら艇からの目線でも、余裕で路面が見渡せます。堤外ではわからない、この地域の本当の地標高が、実感できるときでもあります。


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221074.jpg堤防と家並みがおりなす懐に抱かれた、静かな水面でゆっくり回頭。水門の両側に立つ2本の木、以前は剪定されてそんなに目立ちませんでしたが、今はよく枝葉を茂らせて、よいアクセントになっています。

レンガの排水機場建屋も、穏やかな表情で変わらぬ姿を留めていました。妻の右に見える電灯の笠もいい感じで、原形に近いディテールを保っているようです。


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水門をふたたびくぐる手前で見上げてみたところ。こちらの高欄にも「ロクゴウ」の紋が3つ、それにスピーカーとパトランプ、水位計測機器らしいラッパも。

木が茂ると、水門の鑑賞には具合がよくありませんが、径間をはさむようにして両岸に1本づつというのが、古い水門相応の、落ち着いた雰囲気を醸しているようでいいですね。この猛暑ですから、かえって涼しげに見える効果も期待できそうです。

(30年7月22日撮影)

(『7月22日の多摩川水門めぐり…9』につづく)

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タグ : 六郷水門