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工事中の扇橋閘門を訪ねて…1

(『豊海橋の仮橋』のつづき)

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220052.jpg先行するバウカディも小名木川に入ったので、ともに面舵を切って進入。扇橋閘門の更新工事が始まってだいぶたちますが、まだ訪ねたことがなかったので、一度様子を見ておこうと思ったのです。

新小名木川水門、工事が残り1径間になったのはいいのですが、扉体に振られた番号がちょっとおかしいような‥‥。

中央が1で右が2、この伝でゆくと、左径間に3を割り振るのかな? まさか、東雲水門みたいに、左径間を廃止して埋めてしまうなんてことはありませんよね? 裏から見たら、従来の扉体がはまったままでした。

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高橋(たかばし)船着場が、位置を旧に復していました。撮影のお手伝いで、2回に渡ってもやいを取り、また新小名木川水門の開閉や、今はなき東京製粉通いのバージ便に出会えたりと、貴重なシーンを目の当たりにできた思い出深い場所でもあります。

220054.jpg高橋船着場が元に戻ったのは、テラス護岸の更新工事が終わったからです。

昨年、「4月16日のさくらしべ降る水路…4」では、鋼管矢板で錆色一色だったここも、今や真新しいコンクリートの肌がまぶしいほど。最近の水辺整備のスピードには、まったく目を見張るばかりですね。


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東航すると、工事未了の区間がはじまり、資材を積んだ台船やクレーン船やらで、まだまだ賑やか。雰囲気のよい曳船もいくつか見られて、目移りします。

台船にもやうこちらは「第八江東丸」。グレーの船体色が渋く、重心の低い落ち着いたスタイル。排気は甲板室側面に取られているので、停泊時にエンジンを回すと、乗り組みさんはちょっとツラそうではあります。

(30年5月20日撮影)

(『工事中の扇橋閘門を訪ねて…2』につづく)

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タグ : 小名木川新小名木川水門曳船江東内部河川