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運河の水が…

古川再訪…1」でも触れましたが、5月3日は、運河の水の色が、ちょっと毒々しいほどに赤茶けていた日でした。夏の暑い盛りに、水が赤茶けたのを何度か見たことはありますが、まだ春といっていいこの時季の「赤化現象」は、あまり見なかったような…。

大好きな運河の恥部をさらすようでもあり、またあまりきれいな写真ではないので気が引けるのですが、ちょっと珍しいので、あえて記録しておこうと思います。こんな時もある、ということでご覧いただければ幸いです。

6126.jpg水の色に気づいたのは、砂町運河を西に走っていたとき。

最初は薄かった色が次第に濃くなって、「おや?」と思ったときには、周りの水が全部赤茶色…。



6127.jpgもっとも濃くなったのは、東雲運河に入ったあたりでしょうか。写真は東雲水門付近。

この色合いを、何と表現したらいいのか…、まあ「コーヒー色」とか、「お汁粉のよう」とか、世間には色々な形容のしかたがあるのでしょうが、どれも今ひとつしっくり来ないほど、独特の濃厚さがありました。


6128.jpg帰路、隅田川から大横川に入り、平久川を通ったときは普通だった水の色が、汐浜運河に出たとたん、またもどろりとした赤茶色に。

神田川、隅田川や東京港内は普通の色だったので、江東区の、しかも臨海部に近い運河のみ「赤化現象」が起きているようですね。
こうなると、荒川などの本流や、海の汚れが原因ではなく、運河地帯のどこかに原因があるのでしょうか。

色がついているのは、赤潮などと同じように、プランクトンの異常発生が原因なのかしら…。このあたり、詳しい方がおられたら、ご教示いいただけるとありがたいです。

6129.jpgおまけ…。
神田川、お茶の水付近にて。
よし、「赤い水」に負けないよう、明日も元気でがんばろう!

誤解のないように書いておくと、「赤い水」は一見、ひどい臭いがしたり、艇にべったり汚れがつきそうな感じがしますが、幸いそういうことはありませんでした。


(21年5月3日撮影)

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タグ : 東雲運河汐浜運河神田川

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