クレーン船「富士」との再会…4
(『クレーン船「富士」との再会…3』のつづき)

●右舷を見せた「オーシャンシールⅡ」をいま一度。赤い灯浮標がよいアクセントになっています。色彩的に「富士」ほどの派手さはないものの、地味に質量を感じさせるその姿もまた魅力的。護衛艦一隻くらい、軽く載せられそうですよね。

●ここで、大型客船が入港してきました。「ぱしふぃっくびいなす」(26,518t)だ! 間近に迫ってくる巨船の迫力に呑まれ、クレーン船観察は一旦お休みに。
と、爆音が聞こえたので北側を見ると、PWCのフリートが大挙して南下してきます。「ぱしふぃっくびいなす」と反航する形になるけれど、大丈夫かしら?
●PWCはこちらから見て手前、本船からすれば左側通航ですれ違ってゆきました。複数隻で巨船の直線横断をすることを思えば、むしろ適当な判断でしょう。
PWCの人たちも、「ぱしふぃっくびいなす」の威容に目を奪われているようです。いや我々だって、動く大型客船をこんな近くで見るのは初めて。微速でしずしずと迫りくる巨体に、すっかり見入ってしまいました。

●入港風景を眺めているのでしょう、デッキのそこかしこに乗客の姿が見られ、こちらに向けてしきりに手を振っています。大きくゆっくりと手を振り返して応え、気持ちのよい交歓ができた嬉しさを噛みしめたのでした。
(30年4月29日撮影)
(『クレーン船「富士」との再会…5』につづく)

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●右舷を見せた「オーシャンシールⅡ」をいま一度。赤い灯浮標がよいアクセントになっています。色彩的に「富士」ほどの派手さはないものの、地味に質量を感じさせるその姿もまた魅力的。護衛艦一隻くらい、軽く載せられそうですよね。


と、爆音が聞こえたので北側を見ると、PWCのフリートが大挙して南下してきます。「ぱしふぃっくびいなす」と反航する形になるけれど、大丈夫かしら?

PWCの人たちも、「ぱしふぃっくびいなす」の威容に目を奪われているようです。いや我々だって、動く大型客船をこんな近くで見るのは初めて。微速でしずしずと迫りくる巨体に、すっかり見入ってしまいました。

●入港風景を眺めているのでしょう、デッキのそこかしこに乗客の姿が見られ、こちらに向けてしきりに手を振っています。大きくゆっくりと手を振り返して応え、気持ちのよい交歓ができた嬉しさを噛みしめたのでした。
(30年4月29日撮影)
(『クレーン船「富士」との再会…5』につづく)

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