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船頭平閘門を訪ねて…4

(『船頭平閘門を訪ねて…3』のつづき)

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排水が終わってモーターの音がすると、扉体がゆっくりと開きはじめました。ああ、マイタゲート、しかも複式のそれが開くシーンってイイ。

よく見ると、扉体を押し引きするラック、円弧形なのですね。直線のハシゴ状ラックや、棒材のロッドが割と多い印象を持っていたので、珍しく思いました。

213017.jpg扉体が開ききり、扉室側壁とツライチになったところで、ふたたび前進。径間が狭い割に扉室の高さがあるので、すり抜けるような面白さが。

現状では今までいたこちら、木曽川方が水位が低く、これから向かう長良川が水位が高い方。増水の状況によっては、その逆もありえるのでしょう。そのための複式ゲートでもあるわけですが、前扉室と後扉室の区別はどうするのかしら。

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狭径間ならではの、鼻先をディテールがかすめてゆく楽しさ。むふふ。扉体は更新されたものですから、リベットはダミイなのでしょう。裏側の構造もリベットみっちりとはうらはらに、継手も見えずつるりとした感じです。

213019.jpg閘室に入りました。水音がチョロチョロと賑やかなので、石組みの法面をふと見てみると、目地の間から水が盛大に流れ出ているところが、いくつもありました。

これはがっちり防水されたRCの側壁や鋼矢板では、まず味わえない情景です。満水まで水音を耳に待つ閘門通航、素敵じゃないですか。もちろん防水は別途、土中で施されているのでしょう。

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今通ってきたゲートが閉まると、閘室に注意水開始。バイパスが開かれたのでしょう、水が渦を作って、ゆるゆると押し寄せてきました。

扉体に注水ゲートのスピンドルは見られるものの、こちらはモーターライズされた様子はありません。単に動かないダミイとして再現したのか、それとも一応可動するように作ってあるのか、興味を引かれます。

(29年11月19日撮影)

(『船頭平閘門を訪ねて…5』につづく)

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タグ : 船頭平閘門 閘門 木曽川観光船