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ゲートブリッジをお散歩…2

(『ゲートブリッジをお散歩…1』のつづき)

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そして向き直れば、おお。まるで定規で線を引いた、遠近法の図のよう。直下の陸上に落下物がないようにする配慮でしょうか、しばらくは外側の柵が高くなっているので、なおさら現実味の薄さが強調されるみたい。空をゆく橋上散歩のアプローチとしては、ワクワクさせる眺めじゃないですか。

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風は強めですが、空の明るさも手伝って機嫌の悪かろうはずもなく、足取りも軽く前進。柵が途切れたところで、さっそく身を乗り出してトラスを一枚。

眼下には、釣り人さんで賑わう防波堤が並行して伸び、はるか向こうには中防水路も望まれて、次に開ける眺望を見たさに、行き足もずんずん早まる思いです。

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北西側を望めば、逆光にきらめく第三航路や木材投下泊地の向こう、ビル街に雲の切れ間から陽が射しこみ、これまた佳い眺め。

207029.jpg柵にはところどころ、このような案内板が設けられていました。現在位置と起点からの距離、海面からの高さ、非常通報装置まで図示され、なかなか親切です。

海面は足下38mを隔ててあり、歩みのほうとくれば、まだ200m足らず。中央径間をゴールにするとして、およそ600mはお楽しみが続くことになりますね。


207030.jpg歩道は北側にしかありませんが、高欄が低く坂道とあって、南側をのぞき見るのも難しくありません。霞にけぶる千葉県沿岸をバックに、3隻のプレジャーがまるで競争をするように、白くウェーキを引いて疾走しているのが見えました。

波はそこそこあるので、私の木っ端ブネなら難航しそう。スムースな走りぶりは、馬力に余裕があり、なりも大きなフライブリッジ付きならではといったところです。
撮影地点のMapion地図

(29年5月28日撮影)

(『ゲートブリッジをお散歩…3』につづく)

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タグ : 東京ゲートブリッジ東京港臨海大橋

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