日光川水閘門…4
(『日光川水閘門…3』のつづき)

●扉体はさらに上がって、貝が含んだ水を盛大にしたたらせた向こうに、待機している艇の姿が見えるまでになりました。
しかし、堰柱の高さはもう、扉体の天端とツライチになっています。「高さ注意」のゲートで示された、通航可能な高さまでは、目測でまだ1mほど足りません。これはまさか‥‥。

●う~ん、堰柱を突き抜けて扉体が上がってゆく! 理屈では分かっていても、左右に支えのない状態の扉体が突き出しているのは、正直違和感があり、また新鮮な眺めでもありました。
モーター音と、執拗に繰り返されたアナウンスが止むと、扉体から流れ落ちる滴の水音が、急に耳につくようになりました。

●側壁に接岸していた艇がもやいを解き、閘室を出てきました。貝みっちりの扉体が降らす雨は、ちょっと待つくらいではとても止む気配がありません。よほどの閘門好き(私)でない限り、ハードトップ艇でなければ、通航はツラそうですね。
この高さ制限では、通航できる艇はごく限られそうですね。閘室の寸法的に余裕があっても、フライブリッジ付きの艇なんかはもちろん無理でしょう。
●艇が出てゆくと、間なしに扉体は閉まり始め、貝をガボガボいわせて沈んでゆきました。レスポンスの速さから見て、有人の機側操作のようですね。
いや~、中川口で逃した雪辱を果たすことができて、嬉しさひとしお。こちらに来て初めて、しっかり通航シーンを堪能した感動に勢いづいて、後扉室の方も眺めて回ろうと駆けだしたのでした。
(29年5月3日撮影)
(『日光川水閘門…5』につづく)

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しかし、堰柱の高さはもう、扉体の天端とツライチになっています。「高さ注意」のゲートで示された、通航可能な高さまでは、目測でまだ1mほど足りません。これはまさか‥‥。

●う~ん、堰柱を突き抜けて扉体が上がってゆく! 理屈では分かっていても、左右に支えのない状態の扉体が突き出しているのは、正直違和感があり、また新鮮な眺めでもありました。
モーター音と、執拗に繰り返されたアナウンスが止むと、扉体から流れ落ちる滴の水音が、急に耳につくようになりました。

●側壁に接岸していた艇がもやいを解き、閘室を出てきました。貝みっちりの扉体が降らす雨は、ちょっと待つくらいではとても止む気配がありません。よほどの閘門好き(私)でない限り、ハードトップ艇でなければ、通航はツラそうですね。
この高さ制限では、通航できる艇はごく限られそうですね。閘室の寸法的に余裕があっても、フライブリッジ付きの艇なんかはもちろん無理でしょう。

いや~、中川口で逃した雪辱を果たすことができて、嬉しさひとしお。こちらに来て初めて、しっかり通航シーンを堪能した感動に勢いづいて、後扉室の方も眺めて回ろうと駆けだしたのでした。
(29年5月3日撮影)
(『日光川水閘門…5』につづく)

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