神田川分水路まつり…5

(『神田川分水路まつり…4』のつづき)

6046.jpg入って間もなく、その野太い姿で我々の度肝を抜いたのが、これ。ううむ、太さといい、位置といい、首都高の橋脚の一部がつん抜けているように見える…。

先ほどの「鋼矢板ブチ抜き」(と、思い込んでいるだけ)の件もあり、まるで土木バカに対して見せ場を作ってくれている(笑)ような、イイ感じのガサツさに、好事家として動悸が高まりますわ! 
いや、外見がそう見えるだけで、強度的には充分配慮されて造られているであろうことは、言うまでもありますまいが。

6047.jpgこちらの分水路も、大曲付近に負けず劣らずの、左急カーブです。

直線区間より光が反射するので、闇を前方に見る不気味さはない代わり、ちょっと平衡感覚が狂ってきそうな感じも…。水面が下り坂になっていて、奈落の底へ引きずり込まれるような錯覚がありました。

6048.jpg左カーブが終わり、直線区間になったあたり、またも首都高の橋脚(らしい)ハミ出し柱が。さっきの柱より、いろんな意味で存在感があるなあ…。

分水路の中は、何分目標に乏しいので、ここを「2番柱地点」と命名。柱のお陰で、分水路のルートを地図上に落とせそうな気がしてきました。後でやってみましょう。

まあ、私が知らないだけで、ちゃんとした地図には、もう描いてあるような気もするのですが。

6049.jpg「2番柱地点」のすぐ奥の右手、銀色ににぶく輝く銘板を発見。常闇に閉ざされた分水路の中で、人に見られることを意識して、取り付けられたモノが存在することは、ちょっとした衝撃でした。

惜しむらくは、表面に書いてあることが、写真に収められなかったこと。やはり暗所だけあって、シャッターがなかなか下りず、狙ったものが撮りにくいのです…。

6050.jpgおっ、お次は右カーブ…いや、闇を透かしてよく見ると、そんな生易しい(?)モノではないようです。

まず、壁が曲面ではなく、水路は推定40度くらいの角度で、カクッと右に折れている…ばかりか、その向こうでは、もっと急な角度で左折している! クランク状に近い形の区間なのです。

これは、何かを明らかに避けている線形…。掘進中に破砕不可能な岩盤が立ちふさがり、技術者たちは涙を飲んで迂回ルートを(以下略)…などと、土木的妄想がぶんぶん回った(笑)のですが、山岳トンネルでもないのにそりゃ、あり得んでしょうと、自らツッコミを入れて目先の舵取りに集中。

推定幅7~8mの狭水路、最微速とはいえ、ぶつけでもしたら水路バカの名折れ。ここは慎重にまいりましょう。

(21年5月3日撮影)

(『神田川分水路まつり…6』につづく)

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タグ : 水道橋分水路 神田川 分水路

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