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船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…1

(『船橋港の水門と水路めぐり…14』のつづき)

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第一橋からかましてくれます、船橋橋! バシバシという豪気な音にたがわず、叩いてもビクともしないほど堅牢そう。冗談はさておき、地名を冠しているということは、船橋という街のアイデンティティに関わるナニカがあるに違いない、と一人真顔で妄想する船頭。

手前には水管橋が隣接して架かっているのですが、側面ばかりに点々と錆びた部分が見えるのは、船のマストや棹の衝突痕かしら? 川からバシバシやられているとは、船影濃い船溜を控えた、第一橋のツライところでありましょうなあ。

200097.jpg気になる水深は、とモニターをのぞいてみると、只今1.6m。波打つ河底の感が少々不気味ですが、この先も繋留船があることだし、まだいけそうと続けて前進。

左のGPSに描かれた航跡、過去の2本が横並びになっていて、可航区間が旧海岸線の外側で揃っているのがわかります。今度はもう少しこの線を伸ばして、横並び状態を解消したいという欲も出てきました。

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反射光がゆらぐ橋の裏側を見上げながら、船橋橋を通過。もやう船には、長大な柄をつけた鋤簾が横たわり、三番瀬を間近に控えた、貝の豊かな水域であることを思い出させました。

200099.jpg一つ目を引かれたのが、河口からご覧のようなテラスが設けられていたこと。背面の堤防に張られた化粧板、鎖を張った杭ともになかなか品があって、小ぎれいな雰囲気でよいものです。

そういえば、今回進入に当たって特に「呼ばれていない」感じもせず、スルリと気持ちよく遡上を始めることができたのですよ。繋留船がいるという安心感があったにせよ、テラスが醸す雰囲気のよさも、背中を押してくれたに違いありません。

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いったん船影が途切れたところで、第二橋、八千代橋をくぐります。奥の河道は左に屈曲して、早くも先が見通せなくなってきました。

イヤ、それより、橋の高欄中央にある、彫像みたいなのは何だ? 高欄そのものも鋳物風で、装飾に力が入っているようですね。近づいて眺めてみましょう。
撮影地点のMapion地図

(28年12月31日撮影)

(『船橋のゴキゲン都市河川! 海老川…2』につづく)

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タグ : 船橋港海老川橋の裏側

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