船橋港の水門と水路めぐり…3

(『船橋港の水門と水路めぐり…2』のつづき)

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200037.jpg栄水門をくぐった直後の光景です。船橋の水路初航行の瞬間でもありましたが、右手には緑濃い木立が水面に姿を映し、左手は石の法面護岸と、思った以上に古風で落ち着いた雰囲気だな、というのが第一印象でした。奥には、京葉線と湾岸道路を渡す橋が小さく望めます。

右は水門をくぐった直後の魚探の感で、手前で5mかそれ以上あった水深が、ご覧のとおり3m台後半までぐっと跳ね上がりました。

かつての遠浅の海を思わせる水深の動きで、海神川に出入りするフネブネのために整備された、澪筋だったことを想像させるものがありました。


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入ってしばらく進むと、建物が取り壊された後なのか、左手に断面をシートで覆った建屋と更地が見えてきました。埋め立ては昭和40年代のはずですが、護岸はもっと昔からあるような質感。

かつてはここにも揚搭設備があったのでしょう、護岸にフェンダーや朽ちた杭が見られ、写真右手奥には最近造られたと思しき桟橋もあったので、今でも着岸する船がいるのかもしれません。

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右手には、ぐにゃりと曲がって倒れかかっている護岸が! まるで、濡れたボール紙をベリベリとはがしたような、異様な壊れ方に目を奪われました。

一瞬、震災や津波の被害かしらと思ったのですが、本当のところはどうなのでしょう。基礎護岸でがっちり押さえておくことが、いかに大切か痛感できるなあ‥‥などと、勝手に解釈してぶつぶつと一人ごちる船頭。

200040.jpg京葉線もほど近いあたり、漁船やプレジャーがもやった船溜がありました。この手前に沈船も見られ、あまり人の手が入っていなさそうな艇も中にはあったものの、水路の安心を担保するのは、船影あったればこそ。

護岸に迫っている建屋もなくよく陽が当たり、水面も穏やかに澄んで風もなく、艇たちも微動だにせず眠ったよう。実にうららかな、春のように眠気を催しそうな水路風景でした。
撮影地点のMapion地図

(28年12月31日撮影)

(『船橋港の水門と水路めぐり…4』につづく)

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タグ : 船橋港 海神川

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