船橋港の水門と水路めぐり…2

(『船橋港の水門と水路めぐり…1』のつづき)

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西浦水門の次は、そのすぐ東に位置する栄水門。こちらも右手に、同名の排水機場を併設しています。ぐっと奥まった、凹部といってもよい場所にあり、三方をコンクリート堤防で囲まれた直線的な風景の中を接近。

今度は奥に船溜があるので、何はばかることなく安心してくぐれるのが嬉しいところですね。

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200033.jpg簡素な印象は西浦水門と変わらないものの、右側堰柱に沿わせた電路や階段、巻上機室周囲の回廊とディテールが増え、緊張感は和らいだ感じです。夜間設備に一対のライト、さらに2灯式の信号も備えているのは、可航水路の水門ならでは。

右写真は通りざま、排水機場の建屋を見上げたところ。銘板や注意書きなど、文字のたぐいがきわめて少ないので、都内のこの手を見慣れた目には、どこか寂しげな雰囲気に映ってしまいます。

200034.jpgその数少ない注意書きが、堰柱の表裏に各一枚ありました。表のそれを撮りそこねてしまい、裏側のをかろうじて。信号やゲートのローラーなど、細部にも心奪われますなあ。

【注意】この水門は、津波注意報・津波警報・大津波注意報発令時に緊急閉鎖します。千葉県 葛南港湾事務所

都内の水門群同様、今次震災の津波襲来時には、その機能を十全に発揮したことでしょう。

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帰路、裏側をぐっと仰いだところも。管理橋や巻上機室のガーダー、扉体の構造とディテール豊かな光景が視界いっぱいに広がり、迫力ある表情です。前回同様「管内概要」から引用すると、純径間12m、敷高A.P.-2.3m、昭和46年竣工。

栄水門をくぐった後は、いよいよ水路探索のお楽しみです。「船橋市河川一覧表」によると、この水路は準用河川・海神川が、埋め立ての進展によって流路を伸ばしたもののようですが、埋立地の区間も河川扱いなのかしら? 

一覧表にある「流路延長」には、わずか440mとあるので、ちょっと怪しい気が‥‥。一応、タグを海神川でつけておきますが、間違いであったらご指摘ください。
撮影地点のMapion地図

(28年12月31日撮影)

(『船橋港の水門と水路めぐり…3』につづく)

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タグ : 船橋港 栄水門 海神川

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