秋の水郷三昧…19
(『秋の水郷三昧…18』のつづき)

●横利根閘門を離れたその足で水郷大橋を渡り、佐原は小野川にやってきました。15時を過ぎ陽も傾いて、少し冷え込んできましたが、水郷三昧の最後を締めくくろうと、小野川の遊覧船にも乗ってみることに。
伊能忠敬生家前の乗り場に着くと、何やら人だかりが。見れば、カメラマンとアナウンサーとおぼしき女性が舟に乗っており、ロケが始まるようですね。小野川の魅力を大いに喧伝していただきたいものです。

●ちょうど次の便が出るところだったので、急いで手続きを済ませ、飛び乗るようにして舟へ。桟橋を離れて間もなく、帰り舟が遡上してきました。好天もあってか、結構な人気のようで何よりであります。
川面まで降りると、さすがに冷気が身に沁みますが、しだれ柳の並木に、質感の良い擬木の柵を連ねた石垣の護岸、風格にあふれた家並みと、しっとりとした街場の川景色を眺めるのは楽しく、それだけで身体の温まるような気すらします。

●今回、改めて気づかされたことが一つ。写真の中橋をくぐる際、大谷石らしい橋台を眺めていたら‥‥おお、水面近く、方杖ラーメンか、アーチの支承らしい痕跡が! 「平野橋はアーチだった?」で見たものと、よく似ています。
何分川幅が限られているため、下部構造のある橋はただでさえ狭い可航幅を狭めるので、簡素な鋼桁橋ばかりになった現状は、致し方のないところではありますが、ここが方杖橋だったら、くぐるのもぐっと興味が増しただろうと思うと、惜しいところではあります。
【撮影地点のMapion地図】
(28年11月6日撮影)
(『秋の水郷三昧…20』につづく)

にほんブログ村


伊能忠敬生家前の乗り場に着くと、何やら人だかりが。見れば、カメラマンとアナウンサーとおぼしき女性が舟に乗っており、ロケが始まるようですね。小野川の魅力を大いに喧伝していただきたいものです。


川面まで降りると、さすがに冷気が身に沁みますが、しだれ柳の並木に、質感の良い擬木の柵を連ねた石垣の護岸、風格にあふれた家並みと、しっとりとした街場の川景色を眺めるのは楽しく、それだけで身体の温まるような気すらします。

●今回、改めて気づかされたことが一つ。写真の中橋をくぐる際、大谷石らしい橋台を眺めていたら‥‥おお、水面近く、方杖ラーメンか、アーチの支承らしい痕跡が! 「平野橋はアーチだった?」で見たものと、よく似ています。
何分川幅が限られているため、下部構造のある橋はただでさえ狭い可航幅を狭めるので、簡素な鋼桁橋ばかりになった現状は、致し方のないところではありますが、ここが方杖橋だったら、くぐるのもぐっと興味が増しただろうと思うと、惜しいところではあります。
【撮影地点のMapion地図】
(28年11月6日撮影)
(『秋の水郷三昧…20』につづく)

にほんブログ村
- 関連記事
-
- 5月5日の仲江間…2
- 5月5日の仲江間…1
- 秋の水郷三昧…19
- 秋の水郷三昧…12
- 秋の水郷三昧…11
コメント
コメントの投稿