秋の水郷三昧…17

(『秋の水郷三昧…16』のつづき)

198081.jpg横利根閘門のディテール垂れ流し、つづきます。
セルフ操作用把手も、小型閘門と違って注意書き、スピーカー、作動ステップを示すパイロットランプを、頑丈そうな鉄枠にまとめて設置したもので、もはや操作盤と呼んでもおかしくないもの。

下の写真でもわかるように、これが閘室内に上航・下航用と2組設けられています。単に把手がぶら下がっているだけでないあたり、大型閘門の貫録を感じさせるパーツではありますよね。

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上流側(?)より見渡した閘室。黒いマイタゲートの向こうに、横利根水門が小さく見えるこの景色。技術の進歩を感じさせながら、異なる2タイプのゲートをいっぺんに眺められるという、文字どおり一粒で二度おいしい水門風景でもあります。

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扉体の駆動装置に近寄って。グリスが塗られていることからも、ダミイなんぞでない現役のメカニズムであることが実感できる嬉しさ。特に真ん中の大きなべベルギヤ、存在感濃厚でいいですね。

ええと、竣工当初の扉体操作は、人力だったかしら? 現在より桁違いに通航船の多かった時代、閘門守という職業は、想像するだに過酷な労働だったことでしょう。今はもちろん、モーターライズ/無人化されています。

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198085.jpgここで、南側の公園内で見たものを2点。「利根川改修工事と舟運の歴史」と題したこの説明板も、北側にあったそれに劣らず「読ませる」構成ですね! フネブネの写真も通運丸だけでなく、本閘門に縁の深いさつき丸も。しかも、右上の図では勘十郎堀(過去ログ『勘十郎堀…1』ほか参照)にまで触れられている! いや~、力瘤入れまくりじゃないですか、利根川下流河川事務所さん!

「利根川治水告成碑」と刻まれた、石碑もあったので拝観。周りが草ぼうぼうで、これ以上近づけずよく判読できなかったのですが‥‥。揮毫者名は「内務大臣従三位勲一等安達謙蔵書」でいいのかな? 検索したところ、安達謙蔵は第47~48代内務大臣だったので、少なくとも名前は間違いないようです。

(28年11月6日撮影)

(『秋の水郷三昧…18』につづく)

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タグ : 横利根閘門 横利根川 閘門 水郷

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