秋の水郷三昧…3

(『秋の水郷三昧…2』のつづき)

198011.jpg大割水路、全長1.3㎞のうち、橋らしい橋は4本のみで、いずれも実用一点張りの簡素なものですが、水上から見ても補修の痕が痛々しかったりして、震災時の被害を思い起こさせるものがありました。

ときおり大きな魚がバシャンと跳ねたり、ムクドリ(?)の群れがさえずりつつ飛び去るのを眺めながら、橋をくぐってさらに前進。


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橋の西詰にもやっていた、気になる和船。サッパ‥‥というには、長さが極端に短いですね。寸詰まりだから略式かというとそうでなく、中央の舟梁が2本、船首も戸立造りと、本式のそれと変わらない丁寧な造作に見えます。

何とか浮いてはいるものの、ご覧のとおり小縁(コベリ)がはじけてしまっているので、もう使われていないのかもしれません。

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198014.jpgおお、低い法面に黄色い花が咲き乱れて、なかなかキレイ。セイタカアワダチソウでしょうか、農家の方からすれば、刈っても刈っても生えてくる憎まれっ子でしょうが、こうして見ると可愛らしくてよいものですね。

最後の屈曲区間の向こう、ブリキのロボットのような、あの飄々とした風情の巻上機室が見えてきました。ここを通るのも久しぶり、好天も手伝って、もう何だか一つ一つが嬉しく、芯から楽しいと思えるのです。

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扉体を開けて待っていてくれた、大割閘門! 堰柱よりかさの張った螺旋階段を従えて、4mに満たない径間ながら、十六島の玄関口の一つとして、胸を張るこの表情。いいですねえ。
撮影地点のMapion地図

(28年11月6日撮影)

(『秋の水郷三昧…4』につづく)

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タグ : 大割水路 大割閘門 閘門 水郷

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