秋の水郷三昧…1

●11月6日は、久しぶりに水郷を訪ねてきました。まっすぐ十六島は水生植物園前を目指し、東関道を飛ばして1時間30分で到着。県道101号線、水郷佐原水生植物園入口を右折したところで、抜けるような青空をバックに一枚。
河水の匂いが混じったさわやかな秋風と、平坦な十六島の、この清々とした視界の広さ。「水郷に来たんだなあ」という実感が、改めてこみ上げてきました。そして秋晴れに恵まれたこと、週末ごとに曇りか雨が続いていただけに、まさに水郷日和、まずは嬉しい出だしであります。

●サッパを模した看板を掲げた塔は、与田浦の派川、長島川の河畔です。古びたRC橋の上から、与田浦方を望んで一枚。
ああ、いいなあ。サッパが河岸棒をついてもやい、草生す岸辺を河水が洗うひたひた具合、何べん眺めても見飽きません。

乗り場に向かおうとすると、何やら変わったクルマを乗せたトラックが‥‥。あっ、アレ、「フジキャビン」じゃないですか? クルマに疎いおっさんでも知っている、FRPモノコック構造の珍車です。意外なところで、意外な出会いがあるものですね。

●さて、今回は中洲船頭組合さんにお世話になりました。以前のように、飛び入りでいつでも乗れるというわけにはいかなくなり、予約が必要ということは聞いていたので、朝一番に電話してOKをもらい、すっ飛んできたというわけです。
乗り場に向かうと、2人のおばさんがこちらへ歩いてきて、「電話をくれた方? こりゃずいぶん早く着いたねえ!」と、ニコニコお出迎え。間なしにサッパも着桟して、静かだった桟橋に活気がみなぎってきました。

仲間もいない一人ぼっちなのに、サッパがもやっても逃げるそぶりもなく、どこかもの欲しげで、何とも可愛らしいもの。おばさんたちとは仲良しなのでしょう。
【撮影地点のMapion地図】
(28年11月6日撮影)
(『秋の水郷三昧…2』につづく)

にほんブログ村
- 関連記事
-
- 秋の水郷三昧…3
- 秋の水郷三昧…2
- 秋の水郷三昧…1
- 権現山公園と新横利根閘門
- 水郷の踏み車
コメント
コメントの投稿