10月16日の辰巳運河…2

(『10月16日の辰巳運河…1』のつづき)

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久しぶりに通るのだし、アップでもものしておこうと裏側を仰いで。興味のない方からすれば、水門のディテールはいずこも似たようなものとお思いでしょう。しかし船頭の目からすれば、辰巳水門のチャームポイント(!)がちゃんとあるのです。

堰柱天端に一本づつ、縦にボルト留めされた短い鉄骨がそれ。外観から、落橋防止装置と似た役割のパーツと推測されます。つまり、大地震が来たとき巻上機室のガーダーが、ずれて振り落されるのを防ぐためのものでしょう。近隣に散在する同規模の水門では見られないものだけに、興味をそそられるのです。

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196008.jpg角落しのはまった姿を記念に一枚。やはりこちらから見ると、光の加減もよろしくだいぶ明るい表情に撮れますね。出たらすぐ面舵を切らないといけないので、真正面から狙えないのが痛いところ。

くぐってすぐ左手、もう一隻のクレーン台船が。右手のハウスに「66号千羽丸 中川船舶」とありました。以前出会った「33号千羽丸」の兄弟ですね。


196009.jpg少し距離を置いてから、クレーン船と水門のツーショットを振り返って。

ご存じのとおり、水路幅がぐっと広がった位置に設けられた辰巳水門は、左右に長大なコンクリート堤防を従えた、独特の景観の中に鎮座しているのも特徴の一つ。また上下流とも橋が間近にあって、陸路鑑賞するにはもってこいの環境であるという意味でも、珍しいかもしれません。

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胃袋のような形をした水面を、右へ左へと切りクランク状に艇を歩かせて、高速湾岸線を中心とした橋梁過密地帯に突入。一番上流側、新辰巳橋のオレンジ色の桁が映えて、曇り空で沈みがちな水面に、彩りを添えてくれました。
撮影地点のMapion地図

(28年10月16日撮影)

(『10月16日の辰巳運河…3』につづく)

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タグ : 辰巳運河 辰巳水門 台船

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