春の嵐と消防艇…1

4月26日(日)は、海上保安庁の観閲式が、羽田沖で行われる日。以前から一度、白亜の巡視船群が一堂に会するさまを、自艇で海上から見てみたいものだと、楽しみにしていたのです。

当日は晴れたものの、風は相当強く、ちょっと不安が…。天気予報では南西の風、風速8mとありました。東京湾に出れなくとも、春海運河で出港風景だけでも見たいものだと、マリーナに向かってみたら…。
やはり、強風のため出港停止。まあ、東京灯標観測の最大風速が、20数mとのことでしたから、木っ端ブネにとって死にに行く(笑)ようなものと、素直にあきらめました。

5001.jpg帰り道、オカからせめて写真だけでもと、晴海埠頭へ寄り道。まだこの時間は、観閲式が行われている最中で、巡視船群は戻ってきていません。

埠頭の入口には、こんな看板が立っていました。いつもよりクルマや人通りも多く、なんとなくざわついた雰囲気です。
海の荒れ具合でも眺めていようと、客船待合所に行ってみることに。



5002.jpg客船待合所に近づくと、低い爆音がして、船が何隻かいることがわかりました。デッキの上に上がってみると…。

おおお、三角波の立つ春海運河を、たくさんの消防艇が盛んに動き回って、何か訓練している模様。ちょうど豊洲大橋の手前で、埠頭に船尾を向け、横陣を組みつつあるところです。
寄り道してよかった!

5003.jpg消防艇たちは、風上に向かって回頭すると、縦陣で堂々の行進を始めました。

スピーカーから号令がかけられ、風波を衝いての行進は、実にダイナミックで、気合が入った感じです。保安庁同様、こちらも観閲式があって、その練習をしているのだと気づきました。
(参照:『平成21年水の消防ページェント開催のお知らせ臨港消防署

5004.jpg消防艇「はるみ」が、眼前を航過します。

南西の風とくれば、完全な向かい風、船首に砕ける波は飛沫となって降り注ぎ、舷側に威儀を正して立つ隊員の方々の苦労は、並大抵ではありますまい。
こちらも敬礼で応えたくなるようなシーンでした。


5005.jpg隊列の最後に現れたのは、ターレットノズルを持つ、中型の消防艇「すみだ」(39t)。

ご覧のとおり、引き締まった感じのする格好のよい船で、低い爆音を響かせて、波をものともせず進む頼もしさがありました。
撮影地点のMapion地図



(21年4月26日撮影)

(『春の嵐と消防艇…2』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
関連記事

タグ : 消防艇 春海運河 東京港

コメント

No title

予行演習でも迫力あるでしょうね。
消防ページェントは一昨年見学しました。
はるみがカッコ良かったことを覚えています。

Re: No title

>がーちゃんさん
いや~、楽しかったです。
出港できなかった分、溜飲が下がりまくりでした。
「はるみ」は、放水銃がないので指揮艇でしょうか。
窓の曲線がスマートな感じですよね。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する