新砂水門・本船通航!…1

(『魚群捕捉!』のつづき)

195071.jpg曙北運河に入って右に折れれば、必然的に見えてくるおなじみ古賀オールのクレーン群。40t吊りのクレーンNo.10、いつみても惚れ惚れする凛々しさですわい。そういえば、曳船がバージを引いて接岸する光景を見たいと願って早や数年、いまだに実現できていないなあ‥‥。

南下して十字流を左へ、砂町運河を東航していると、幸いにもテンションが急上昇せざるを得ないシーンに、出くわすことができたのです!

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おおお! 本船が新砂水門を通航中だ!

何度か触れたように、新砂水門は東京で唯一、本船の通航がある水門。運河を通る本船‥‥ガット船の姿は過去にも紹介しましたが、水門通航中のシーンは、なかなかものにできずにいたのです。嬉しさもひとしおですわ!

向こう側では新水門の工事中とあって、航路はクランク状に狭まり、交互通航の管制中。上の写真でも右端に、待機中のヨットが見えます。

本船は左から斜めに突っ込む形で、水門の径間にさしかかったところ。ただでさえ幅員に余裕がないところへ持ってきて、直前で大きく舵を切らねばならないとは! はた目に見ていても、息詰まる緊張感がありますね。

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船尾を少し振りつつも、針路がほぼ水門の軸線に合った瞬間。忙しく舵輪を回す船長の表情や、きしむ船体を想像いや、妄想して勝手に一人固唾を呑む船頭。夢中でカメラを構えながら、「ヨーソロ、いいぞ、そのままそのまま」などと、あらぬことを口走るほどに興奮の極み。

もろ逆光とあって、船や水門は黒く陰り、空は靄がかったように白く、腕の悪さも加えて写真としては締まらなくなってしまいましたが、当時の緊張感が反芻できるという意味では、かえって良かったかもと自己満足。

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水門の西端をかわして、マッコウクジラの頭のように量感のある船首が、のっそりといった感じで迫ってきました。

いいぞ、イイゾ、このすり抜け感! 針の穴を通すような操船をされている、船長はじめ乗り組みの皆さんには失礼ながら、一大スペクタクルをようやくものにできた喜び、まこと例えようなし。

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径間離脱まであと一息、漆黒の鉄鯨はなお、慎重な歩みを崩しません。よく手入れされた美しい船体とあいまって、荘厳さすら感じさせる光景でした!
撮影地点のMapion地図

(28年9月10日撮影)

(『新砂水門・本船通航!…2』につづく)

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タグ : 砂町運河 曙北運河 新砂水門 古賀オール

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