魚群捕捉!

(『新造消防艇「ありあけ」拝見』のつづき)

195066.jpg消防艇の横を最微速で航過しながら堪能した後は、速度そのまま、京葉線の高架をくぐって汐見運河に入りました。

そよ風が渡る水面は、かすかに波だってはいるものの、静穏かつ滑らか。ハッチに映る、雲を散らした秋空に惹かれて一枚スナップしてから、席に戻って船首方向に向き直ると、10時方向の水面に生じた変化に、目線が吸い寄せられました。


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イグアナクレーンも指呼の間に見える、東京レールセンターの岸壁近く。直径2~3mの、けば立ったような細波のかたまりが、アメーバのように形を変えながら移動してきます。魚群だ!

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最微速で進んでいるせいか、魚群は逃げ散ることなく、ピチピチと音が聞こえてくる距離まで近づいてきました。相変わらずおサカナには関心が薄く、全くわかっていないのが痛いところですが、この時期に水面近くを固まって移動するのは、何かの稚魚でしょうか。

195069.jpgここで、魚探に表示される感がどんな風になるのか、ゼヒ見てみたくなったので、魚に逃げられぬよう、そろそろと舵を当てて、魚群のほぼ直上を乗り切ってみました。ソナーの感で探りながら、敵潜水艦の頭上に占位する海防艦さながらじゃと、妙な喜び方をするおっさん(笑)。

さてさて、とモニターをのぞくと‥‥おお、出てる出てる! 一つだと思っていた群れが、どうやら3群に分かれていたようですね。水面上の様子だけではわからないものです、さすがは我が魚探。

‥‥とまあ、普段は測深儀としてしか使っていない10年選手の旧式魚探で、初めて意識的に魚群を探知してみたという、釣り好きボートオーナーから見たら、噴飯もののお笑いぐさでありました。

以前から、なぜか釣りには興味がわかないたちですが、今回の体験で、魚探で探り当てる面白さに目覚めたような気が‥‥。澪筋や浅瀬を探るのと、また違った楽しさがありますね。

そうだ! ラジコンの潜水艇を潜らせておいて、魚探で捜索する遊びなんてどうでしょう? まさに船団護衛の海防艦、駆逐艦の気分が味わえるのではないでしょうか。探知されそうになったら、水底に沈座しじっと息をひそめてやり過ごす‥‥などと、ラジコン潜水艇を操縦する側も、スリリングで面白そう! まあ、アメリカあたりのモデルマニアが、すでにやっているような気もしますが‥‥。

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妄想はさておき、イグアナクレーンの前まで来ると、4本ある足の一本で、職員さんがお二人、何やら点検中でした。もう少し待っていたら、バージが来て荷役を始めたかもしれません。
撮影地点のMapion地図

(28年9月10日撮影)

(『新砂水門・本船通航!…1』につづく)

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タグ : 汐見運河 イグアナクレーン

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