9月10日の日本橋川・神田川…2
(『9月10日の日本橋川・神田川…1』のつづき)
●少し進むと、テンダーを一隻従えた台船が錨泊していました。発電機に「高速道路の点検を行っています」との看板が、高所作業機のジブには「首都高点検中」と大書きした幕が巻かれ、通航船へのアピールも怠りありません。
ふと、「これが道路上の高架だったら、夜間のみの作業で機材もそのたび撤収し、交通整理とか結構な手間がかかるなあ」と思いました。
道路交通を阻害せず、休みの日もこうして機材を置いたままにしておける‥‥。考えようによっては、河上を走る高架道路ならではの長所かも知れませんね。
●気になっていた工事の一つ、常磐橋の撤去現場に到着。右の写真は西詰、常磐橋公園側を見たもので、特徴ある橋台もすっかり姿を消し、黒い土嚢と鋼矢板が目立つばかりです。
銀色のシートで覆われた部分は、石組みを撤去した後の、いわば橋台の中身の土盛りでしょうか。

●橋脚の部分も、楔形にとがらせた鋼矢板で囲われ、中から伸びたホースで排水されています。
橋の本体が取り去られた後も、基礎の撤去と調査は続いているはずですから、鋼矢板囲いの中をのぞき込みたくてたまらなくなるものが。松杭の基礎とかが出てきているのかなあ‥‥。

●右(東側)径間をくぐって、上流側から。足場の制限高はA.P.+4.1m、高潮位だと、ハードトップでちょっと高さのある艇では、難しい寸法ではあります。
解体調査現場の見学会も催されているようですが、詳しい調査結果がまとめられたら、ぜひ記事として公表していただきたいものです。

●も少し遡上して、神田橋ジャンクションの真下から見上げてみたら、おほ、日本の高架の間からのぞける青空、なかなかどうして格好よく、ちょっと爽快な眺め。
ここしばらく、晴れ間が珍しく思えるほど雨が多かったですから、側溝からオーバーフローする分の合流も、例年にくらべて桁違いに多いのでしょう、水面のコンディションは今一つ。得がたい青空を高架下から仰ぎつつ、馴染みの道のお散歩を続けます。
【撮影地点のMapion地図】
(28年9月10日撮影)
(『9月10日の日本橋川・神田川…3』につづく)

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ふと、「これが道路上の高架だったら、夜間のみの作業で機材もそのたび撤収し、交通整理とか結構な手間がかかるなあ」と思いました。
道路交通を阻害せず、休みの日もこうして機材を置いたままにしておける‥‥。考えようによっては、河上を走る高架道路ならではの長所かも知れませんね。

銀色のシートで覆われた部分は、石組みを撤去した後の、いわば橋台の中身の土盛りでしょうか。

●橋脚の部分も、楔形にとがらせた鋼矢板で囲われ、中から伸びたホースで排水されています。
橋の本体が取り去られた後も、基礎の撤去と調査は続いているはずですから、鋼矢板囲いの中をのぞき込みたくてたまらなくなるものが。松杭の基礎とかが出てきているのかなあ‥‥。

●右(東側)径間をくぐって、上流側から。足場の制限高はA.P.+4.1m、高潮位だと、ハードトップでちょっと高さのある艇では、難しい寸法ではあります。
解体調査現場の見学会も催されているようですが、詳しい調査結果がまとめられたら、ぜひ記事として公表していただきたいものです。

●も少し遡上して、神田橋ジャンクションの真下から見上げてみたら、おほ、日本の高架の間からのぞける青空、なかなかどうして格好よく、ちょっと爽快な眺め。
ここしばらく、晴れ間が珍しく思えるほど雨が多かったですから、側溝からオーバーフローする分の合流も、例年にくらべて桁違いに多いのでしょう、水面のコンディションは今一つ。得がたい青空を高架下から仰ぎつつ、馴染みの道のお散歩を続けます。
【撮影地点のMapion地図】
(28年9月10日撮影)
(『9月10日の日本橋川・神田川…3』につづく)

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