7月10日の水路風景…8

(『7月10日の水路風景…7』のつづき)

194036.jpg右手、大井競馬場側の護岸は階段状で、その外側にコンクリート堤防を重ねたタイプ。かつてはバージが接岸したことを想わせ、骨材が洗い出された肌と草生し加減が、使われなくなって久しいことを感じさせます。

堤防の向こうに見える建屋は、厩舎でしょうか。近づいてみると、なるほど馬が一頭、窓から顔を出しているのが見えたのですが‥‥。


194037.jpg
ものすごく見てます。
我が艇の動きに合わせてじりじりと首を動かし、射撃レーダーのように目線で追尾されているのがわかり、可愛らしいというか、おかしいというか。耳がピンと立っているのも、こちらに神経を集中しているからでしょうか?

今や競艇場の警戒艇以外、ほとんど船が通ることもないでしょうから、闖入者が珍しく、文字どおり耳目を奪われたに違いありません。厩舎に囲われるのは、馬にとっても退屈でしょうし、少しでもお馬さんの無聊を慰められたなら、私も通った甲斐があったというものです。

194038.jpg左手、南側の護岸は、コンクリート法面の先にテラスを増設したようなタイプ。首都高の向こうにそびえる巨大倉庫も壁面がカラフルで、ひたすらカラリと明るい雰囲気にあふれていました。

チラリと見える赤い桁の橋は、首都高羽田線と海岸通りを渡す、勝平橋。その向こうはもう、平和島競艇場に関連する立体駐車場や、劇場など娯楽施設の並ぶ一角です。


194039.jpg
勝平橋北詰近くにある、しながわ水族館のポンツン桟橋を側面から。簡素ながら堅牢そうな、水上バス寄港地にふさわしい桟橋です。水族館までは、護岸に沿って専用の通路が伸びていました。

船の科学館から京浜運河を経て、こちらに至る航路が休止されたのは、平成20年9月29日のこと。早いもので、もう8年が経つのですね‥‥。見たところ、歳相応に古びてはいるものの、思ったより荒廃は進んでいないので、ときどき整備の手が入っているのでしょう。チャーターとか、不定期便は今でもあるのかな?

194040.jpg
おお、大好物のツブれ鴨さんが! 右の一羽はツブれ状態から立ち上がり、すでに逃げ腰です(笑)。おくつろぎ中のところごめんなさい、接岸はしないので、もういっぺんツブれてみてくだされ。
撮影地点のMapion地図

(28年7月10日撮影)

(『7月10日の水路風景…9』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
関連記事

タグ : 勝島南運河 水辺の鳥たち

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する