道の駅「阿賀の里」に向かう

(『鹿瀬ダムにインクラインがあった!』のつづき)

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USA-R670-467(昭和31年5月5日撮影・国土地理院・空中写真閲覧サービス

前回のお話の続きを一つだけ。鹿瀬ダムのインクラインのその後が気になり、国土地理院の空中写真をひもといてみました。アップされている中で、インクラインの存在が確認できた最新の写真は、上に掲げた昭和31年5月撮影のものでした。

上流側には、台車らしい黒い長方形が見られますが、線路上に木が覆いかぶさっているようなところもあり、もしかしたら、このころすでに使われておらず、荒廃が始まっていたのかもしれません。ウェブ上に詳しい資料はないようなので、いずれ機会があったら、ダム建設を記録した文献を探してみようと思います。

国内の他のダムにも、こういった舟航施設を併設したもの、あったのかなあ‥‥。さておき、自分の中に新しい舟航イメージが一つ増えて、とても嬉しいことではありました。

193037.jpgさて、鹿瀬ダムにお別れして河畔の国道を下り、次の目的地へ向かうことにしました。途中、道がぐっと水面に近づき、川幅も広がったところで、数隻のボートが浮いているのを発見。

よく見ると、対岸には艇庫や合宿所らしきものがあり、各艇スタートラインについて、明らかにレースの練習中です。

ここは戸田のそれのような、漕艇場なんだ! こんな山深い、しかも河道を利用した漕艇場があるなんて、全く知らなかったので、足を止めて興味深く眺めました。検索したところ、新潟県立津川漕艇場というのだそう。水面が広く穏やかなのは、この下流にある揚川ダムの、いわばダム湖だからですね。

193038.jpg雲の多かった空も次第に晴れて、暑くなってきました。ガードレールにもたれて、練習風景を眺めていたら、遠くから蒸気機関車の汽笛の音が!

実にいいタイミングで、「ばんえつ物語号」のC57が通過! トクをした気分でカメラを構えましたが、線路際は雑草が生い茂って車輌がよく見えず、ようやく撮った一枚も、ご覧のていたらく。


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道々、面白そうなものを見つけては、物見高く立ち止まるので、なかなか前に進みません。中でも感動したのがこれ、廃吊橋の主塔ですね。

緑の中に、ぽつりと取り残されながら、水鏡に姿を映すそのしっとりとした風情。場所は‥‥このあたりだったかしら。

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道の駅「阿賀の里」に到着。国道49号線沿い、阿賀野川の屈曲内側の平地を利用した、河畔の道の駅です。週末とあって、すでに多くのクルマで賑わっていました。

まず目を引かれたのは、駐車場に並べられた船たち。廃船を看板代わりにしたのでしょうか、お目当てはもちろん、ここを発着地とする遊覧船です!
撮影地点のMapion地図

(28年5月28日撮影)

(『阿賀の里遊覧船…1』につづく)

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タグ : 阿賀野川 鹿瀬ダム 阿賀の里遊覧船

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