奥阿賀遊覧船…3
(『奥阿賀遊覧船…2』のつづき)

●左手、垂直に近い岩肌が露出したあたりに、スノーシェッドの柱列が見られました。本来なら地表区間になるところを、頑丈そうなひさしですっかり覆ってしまっているあたり、冬の雪深さが察せられます。
左舷側から後ろに目を向けると、てろりとした平らかな水面と、それを裂くような引き波の境界線が対照的で、しばらく見入ってしまいました。

●緑の山肌だけでなく、だんだんと岸壁が露出したところが散見されるようになり、峻険な雰囲気になってきました。川面から山頂近くまで、ぐっと立ち上がる岩塊、迫力がありますね。
ここにも赤く塗りあげた、鋼製のスノーシェッドが見られます。ちなみにこの道は、国道459号線で、岩山を貫く素掘りトンネルと、スノーシェッドが連続する名うてのルートなのだとか。ご存知ヨッキれん氏が「山さ行がねが」で、「国道459号 和風月名隧道及び橋梁群」として、詳しくレポートされています、ご参考まで。
●ここで船頭さん、「もうすぐ名物『ハートの木』が右手に見られますよ! ゆっくり走りますから、探してみてください!」と、ひと調子高い声で案内してくれました。
どれどれ、どのあたりが「ハート」なのかしらと、物見高く窓から首を突き出していると‥‥あっ、あれかな? なるほど、木のウロがちょっといびつなハート形だ! 童話の中で出てくるような、物知りなフクロウの爺さんが住んでいそうな感じですね。

●見上げる風景はさらに険しさを加え、グレーの岩肌が大きく露出したところにさしかかりました。特にこの、少し岬状に突き出した岩塊、見事の一言に尽きる迫力。
写真がまずいので、いま一つ素晴らしさをお伝えできないのですが、寄る辺のない岩肌から、けなげに幹を伸ばす松の枝ぶりが素晴らしく、大陸は三峡の難所もかくやと思わせるような風景でした。
(28年5月28日撮影)
(『奥阿賀遊覧船…4』につづく)

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左舷側から後ろに目を向けると、てろりとした平らかな水面と、それを裂くような引き波の境界線が対照的で、しばらく見入ってしまいました。

●緑の山肌だけでなく、だんだんと岸壁が露出したところが散見されるようになり、峻険な雰囲気になってきました。川面から山頂近くまで、ぐっと立ち上がる岩塊、迫力がありますね。
ここにも赤く塗りあげた、鋼製のスノーシェッドが見られます。ちなみにこの道は、国道459号線で、岩山を貫く素掘りトンネルと、スノーシェッドが連続する名うてのルートなのだとか。ご存知ヨッキれん氏が「山さ行がねが」で、「国道459号 和風月名隧道及び橋梁群」として、詳しくレポートされています、ご参考まで。

どれどれ、どのあたりが「ハート」なのかしらと、物見高く窓から首を突き出していると‥‥あっ、あれかな? なるほど、木のウロがちょっといびつなハート形だ! 童話の中で出てくるような、物知りなフクロウの爺さんが住んでいそうな感じですね。

●見上げる風景はさらに険しさを加え、グレーの岩肌が大きく露出したところにさしかかりました。特にこの、少し岬状に突き出した岩塊、見事の一言に尽きる迫力。
写真がまずいので、いま一つ素晴らしさをお伝えできないのですが、寄る辺のない岩肌から、けなげに幹を伸ばす松の枝ぶりが素晴らしく、大陸は三峡の難所もかくやと思わせるような風景でした。
(28年5月28日撮影)
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