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最狭水路打通の日!…2

(『最狭水路打通の日!…1』のつづき)

192036.jpgしかし、さすがA.P.マイナスだけあって、その浅いことったら半端でなく、魚探の感は1mを切り続けるありさま。西側河川の中でも路地裏中の路地裏といってよい、大島川西支川とくれば、浚渫など望むべくもなく‥‥(間違っていたらごめんなさい)。

両岸は河底の泥が透けて見え、写真のように廃自転車も顔を出すありさま。エンジンをチルトアップして、抜き足差し足で歩かせた方がよさそうです。

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幅が格段に広く径間も狭い、くぐる側からすればトンネルのような元木橋(A.P.2.8m)を透かして、向こうが見通せる水位の低さ。

浅い角度で前方を見ると、緑色の水面はいかにも穏やかで、いい塩梅の水路幅とあいまって、のどかな街場の狭水路といった風景ですが、視界の端には両岸の浅場がいやでも目に入ります。河道中央の澪筋を、少しでも外れたらアウトだと、緊張も高まってまいりました!

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192039.jpg元木橋の下から、大島川西支川随一の魅力を放つ、緑橋をのぞいて。

闇の向こうに、リベットばりばり昭和初期のポニートラスが現われるという、垂涎おくあたわざるべきシーンも、上の写真でおわかりのように、両岸から浅瀬が長々と舌を伸ばし、ちびた杭すら頭を出している剣呑さに意識を吸い取られ、モニターも見ずにシャッターを押すのがやっとのありさま。

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緑橋のディテールは、陸路訪ねた際の「大島川西支川を歩く…1」をご覧いただくとして‥‥。南側から振り返っても、橋台直下の浅瀬に目を奪われてしまうなあ。よく覚えていないけれど、前回訪ねたときもこうだったかしら?

あまりに浅すぎて感が取れないのか、はたまた河底から湧き出す泡のせいか、ついに魚探が水深を表示しなくなってしまいました(余裕がなくて写真撮れず)。
ええい、浅すぎ上等! イザとなれば棹をついてやるわいと、やけくそに近い蛮勇を奮って、チルトアップ一杯で最微速前進!
撮影地点のMapion地図

(28年5月8日撮影)

(『最狭水路打通の日!…3』につづく)

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タグ : 大島川西支川江東内部河川橋の裏側

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