5月1日の江戸川…3
(『5月1日の江戸川…2』のつづき)
●前回は少し引き気味だっただけに、国府台に寄り添って堪能したく、もう少し、もう少しと右へ舵を切っていたら、3m台だった水深がだんだんと上がり始め、たちまち2m台になってしまいました。
180度近い大屈曲だと、それこそ澪筋はアウトコースぎりぎりにあるものですが、国府台の区間はRが緩やかなこと、前後にも屈曲を控えたいわば蛇行区間であることから、澪筋も極端な形を取っていないのでしょう。
河底の感が細かく波打ちながら上がっているのも、流れの複雑な作用を感じさせて、興味を惹かれるものがあります。

●このあたりは、水際の法面から繁った木々が道をすっかり覆い、しかも枝を水に浸しているところもあって、いかにも台地がすとんと、川面に落ち込んだように見える部分です。
枝先を河水で洗う森のもくもくぶりを愛でていると、ゆく手には早くも国府台の終端が見えてきました。いや、こちらが上流側ですから、逆に始まりといった方が適当かもしれませんね。

●国府台城直下、階段を切った法面が見えてきました。水際に降りられる数少ない場所とあって、クルマが何台か停まり、釣りや水遊びに興じる人影もちらほら。国府台随一の人気スポットといってよいでしょう。
そして、国府台の終端(いや、始まり?)近影。北東へ去りゆく稜線を目で追って、久しぶりの訪問を楽しめた充実感とともに、ちょっと寂しい気持ちも‥‥。
【撮影地点のMapion地図】
(28年5月1日撮影)
(『5月1日の江戸川…4』につづく)

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180度近い大屈曲だと、それこそ澪筋はアウトコースぎりぎりにあるものですが、国府台の区間はRが緩やかなこと、前後にも屈曲を控えたいわば蛇行区間であることから、澪筋も極端な形を取っていないのでしょう。
河底の感が細かく波打ちながら上がっているのも、流れの複雑な作用を感じさせて、興味を惹かれるものがあります。


枝先を河水で洗う森のもくもくぶりを愛でていると、ゆく手には早くも国府台の終端が見えてきました。いや、こちらが上流側ですから、逆に始まりといった方が適当かもしれませんね。


そして、国府台の終端(いや、始まり?)近影。北東へ去りゆく稜線を目で追って、久しぶりの訪問を楽しめた充実感とともに、ちょっと寂しい気持ちも‥‥。
【撮影地点のMapion地図】
(28年5月1日撮影)
(『5月1日の江戸川…4』につづく)

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