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27年度川走り納め…16

(『27年度川走り納め…15』のつづき)

186076.jpg豊洲貯木場跡の南東側水路を抜けつつ、コンクリート柵越しにビル街を一枚。

あれ? 水鳥の数が少ないなあ‥‥。この時季だと、それこそ中の水面を覆わんばかりに、多くの鳥たちが羽を休めていたものですが、眺めたかぎりではぱらぱらといった感じ。この時点では暖かかったせいで、渡りが遅れていたのかしら。


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汐浜運河に入ってみましょう。エンジンの回転数をしぼり行き足を落とすと、ハルが水を切る音が護岸や橋の裏に反射して、やけに大きく聞こえてくるほどの静けさです。

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北西岸にもやう釣船や屋形船には、松飾りが一つ一つ丁寧に飾り付けられ、静けさとあいまって、年の瀬らしい雰囲気にあふれていました。

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平久運河・平久川との十字流を過ぎ、雲雀橋をくぐった直後の一枚。向こうに防護杭を従えた、コンクリートの古風な橋脚を持つ管だけの水管橋、手前には三弦のトラスに管を吊り下げたタイプの水管橋と、いかにも江東の水路らしい無骨な風景です。

橋が架け替えられると、独立して架設されていた水管や電路のたぐいが撤去され、新しい橋の中に併設される例をいくつか見てきました。当たり前のようなこの風景も遠くない将来、貴重なものになるかもしれませんね。

186080.jpgおなじみ洲崎南水門を正面から。ここ数年手入れされていないのか、だんだん扉体の褪色や、錆が目立つようになってきたなあ‥‥。

外郭堤防と「五大水門」が十全に機能して久しいとあっては、今や二線級といってよい内水の小水門。優先順位も高くないのかもしれませんが‥‥、まさか、このまま撤去ということはないですよね?
撮影地点のMapion地図

(27年12月31日撮影)

(『27年度川走り納め…17』につづく)

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タグ : 春海運河汐浜運河洲崎南水門

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