27年度川走り納め…6

(『27年度川走り納め…5』のつづき)

186026.jpg「佐川急便佐川東京ロジスティクスセンター」の建物、護岸ギリギリから立ち上がっているということもあり、正横から見上げると迫力があります。壁面にテルファー(クレーン)を備えたら、船から荷揚げができそうなくらい水に近いですね。

護岸の一部が撤去され、土嚢が積んであるのはなぜでしょう? 桟橋でも造るのかしらと、淡い期待を抱いてしまいます。

186027.jpg
本当の最奥部、九重橋を前にして。ランガー桁‥‥といってよいのでしょうか、中高に造られた鈑桁のゆるい湾曲が、橋の姿に風情を与えており、またかつての運河風景を思い起こさせる部分でもあります。

いうまでもなく、昔はこの先にも水路があって、すぐ丁字流となり東西に伸びていて、埋め立てが進行した末期まで、貯木水面として活用されていました。中高の桁は、盛んに筏をともなう曳船が出入りしていた、その名残といってよいものです。

数年前までは、桁の側面に管路が架設されており、写真でも持ち送りが見られますが、桁下に移設されたようですね。橋をくぐって、向こう側に行きたかったものの、この桁下にある管路がフロントグラス上端より低そうだったので、今回はあきらめました。

186028.jpg桁側面の右端、東詰近くに、「塗装記録票」を発見、ズームでたぐってみました。塗装年月の項、「20□0年3月」となぜか2ケタ目が消されたようになっていますね。

平成19(2007)年時点で黄色っぽい塗色だったので、現在の色になったのはそれ以降のはず。1ケタ目が0ということは、「2010年」かしら? 「九重橋」(江東地区の橋めぐり)によると、「平成21年度(2009)改修工事施工」とあったので、塗装がその翌年だったということでしょうか。

186029.jpg九重橋のすぐ下流から、西側を見たところ。遠くまで抜けて見渡せるのは、今のところここが唯一かも。潮位が高いので、ちょっと伸びあがったら地面が見えそうなほど、護岸が低く感じられるのも面白いですね。

東岸の再開発が成れば、近代的な建物に挟まれて、ちょっと古風な橋がどん詰まりにひっそり架かるという、一風変わった水路の袋小路となるわけで、水際のいじりようによっては、運河の歴史を感じさせる憩いの場になりそうではあります。

186030.jpg
ゆっくりと回頭して向き直ると、雲が陽をさえぎり、午前中にも関わらず、夕方のようなたそがれた運河風景が。風も穏やか、気温もまずまずの川走り日和、大晦日の川景色を求めて、運河地帯を西へ抜けることにしました。
撮影地点のMapion地図

(27年12月31日撮影)

(『27年度川走り納め…7』につづく)

にほんブログ村 マリンスポーツブログ ボートへ
にほんブログ村
関連記事

タグ : 砂町北運河

コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する