山間のノッポ閘門! さみだれ大堰舟通し…4

(『山間のノッポ閘門! さみだれ大堰舟通し…3』のつづき)

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下流側から閘室をのぞいてみました。側壁には千鳥にフェンダーが配され、奥の方には梯子も2基ありますが、ここから見たかぎりではアイやチェーンなど、繋留設備は設けられていないようです。操作用把手も見えないので、セルフ操作式ではないような‥‥ん? 左の堰柱に、ロッドのようなものが伸びていますが、先端が魚道の吐口に隠れて見えませんでした。残念ながら正体はわからずじまい。

しかし、ゲートの真横に魚道の吐口が来ているあたり、堰上げたら相当な流れが渦を巻くわけで、通航船にとってはありがたくないレイアウトではあります。

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183068.jpg管理橋の上からも閘室を観察してみたくなり、ふたたび橋上へ。真横から見た一対のゲート、左手の前扉室がセオリーどおり、わずかながら高く造られているようです。閘室の有効長はどのくらいでしょう、20mほどでしょうか。芭蕉ラインのフネブネは、何とか通航できそうではありますね。

銘板を探してみると、ありました。後扉室の西側堰柱、橋の上から見える位置です。「最上川中流堰舟通しゲート」、径間5m、高さ4.4m。残念、閘室の寸法はなしですか。ノッポのゲートが堂々としているので、かなりの大きさに見えてしまいますが、径間の数字からすれば、小型閘門といってよい規模なのがわかりますね。

堰の径間の方は、41.9mと破格の広さ。しかし、銘板では閘門、堰とも「最上川中流堰」を称していますが、これが正式名称で、さみだれ大堰は通称なのかしら?

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橋上から、後扉室ゲートの巻上機室を一枚。ガラスブロックをはめ込まれた左右の明かりとり窓が、どこか泣きべそをかいているように見えて、ユーモラスな表情です。

183070.jpg橋の上から、扉体をのぞき込んで。下流側とは対照的に、フラットなスキンプレートが視界いっぱいに広がりました。清掃されているのか表面はきれいで、湛水線も見られませんね。

何より、水面からの高さが結構あって、肝が縮み上がるようです。水深が浅いせいか、はたまた目立つように塗り分けてあるのか、戸当たりが水底に白く透けて見えるのが印象的でした。

(27年11月22日撮影)

(『山間のノッポ閘門! さみだれ大堰舟通し…5』につづく)

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タグ : さみだれ大堰 さみだれ大堰舟通し 閘門 最上川

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