10月4日の旧江戸川…4
(『10月4日の新中川…2』のつづき)

●今井橋をくぐり、ジー・マリンの前を通りかかって、ちょっと驚いたことが。もと海洋商船の水上バス「クイーンメリッサ」が、昨年「8月20日の旧江戸川…2」のときと、ほぼ同じ姿で繋留されたままだったことです。
変わったことといえば、姿勢が少しダウントリム気味になったのと、手前にポンツン桟橋が設けられたくらい。かつての荒川航路の花形だった船が、往時と近い姿で川面にあるのは嬉しいことですが、改装の話はどうなったのでしょうか。
●欠真間と江戸川2丁目にはさまれた屈曲のあたり、江戸川清掃工場の大煙突は、旧江戸川屈指の景勝といってもよいところ。
穏やかな川面に倒立像を映し、秋空を衝くその姿、何度見ても胸のすくような爽快感があります。そうそう、河畔の煙突といえばもう一本、ぐっと古株のそれのことに触れないわけにはいきません。

●こちらも訪ねるたびに紹介しておなじみですが、王子製紙の煙突。真ん中あたりと頂部近くに、それぞれ点検用の回廊を設けているあたり、最近のフラットな外観の煙突と一味違った、古参らしい貫禄が感じられます。
このスタイルとなれば、空に溶け込みそうな対空迷彩(?)塗装はいま一つで、やはりツートンの警戒塗装が懐かしく思い出されるもの(我ながら、毎回同じことをいっているなあ)。以前の写真と、見くらべてみたくなりました。

●20年6月15日の姿。やはりこちらの方が、いかにも工場の煙突といった感じで、しかも存在感があってよいものです。最初に見た大煙突が、子供のころ遠足で訪ねた、砧公園の警戒塗装のそれだったせいもあるかもしれません。
しかし、いつごろから煙突の警戒塗装はすたれ始めたのでしょうか。何となく、水門の赤い塗装が少なくなり始めたのと、同じ伝のような気がしています。
●流頭部近く、藤代繁造船所にさしかかりました。東京都のカタマラン測量船「たんかい」や、浮きドックに入渠中の警備艇の向こうに、気になる船が上架中!
水線下の形を観察できる、絶好の機会です。手前にいくつかもやっている船もあるので、うまくのぞくことができるか否や。
(27年10月4日撮影)
(『10月4日の旧江戸川…5』につづく)

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●今井橋をくぐり、ジー・マリンの前を通りかかって、ちょっと驚いたことが。もと海洋商船の水上バス「クイーンメリッサ」が、昨年「8月20日の旧江戸川…2」のときと、ほぼ同じ姿で繋留されたままだったことです。
変わったことといえば、姿勢が少しダウントリム気味になったのと、手前にポンツン桟橋が設けられたくらい。かつての荒川航路の花形だった船が、往時と近い姿で川面にあるのは嬉しいことですが、改装の話はどうなったのでしょうか。

穏やかな川面に倒立像を映し、秋空を衝くその姿、何度見ても胸のすくような爽快感があります。そうそう、河畔の煙突といえばもう一本、ぐっと古株のそれのことに触れないわけにはいきません。

●こちらも訪ねるたびに紹介しておなじみですが、王子製紙の煙突。真ん中あたりと頂部近くに、それぞれ点検用の回廊を設けているあたり、最近のフラットな外観の煙突と一味違った、古参らしい貫禄が感じられます。
このスタイルとなれば、空に溶け込みそうな対空迷彩(?)塗装はいま一つで、やはりツートンの警戒塗装が懐かしく思い出されるもの(我ながら、毎回同じことをいっているなあ)。以前の写真と、見くらべてみたくなりました。

●20年6月15日の姿。やはりこちらの方が、いかにも工場の煙突といった感じで、しかも存在感があってよいものです。最初に見た大煙突が、子供のころ遠足で訪ねた、砧公園の警戒塗装のそれだったせいもあるかもしれません。
しかし、いつごろから煙突の警戒塗装はすたれ始めたのでしょうか。何となく、水門の赤い塗装が少なくなり始めたのと、同じ伝のような気がしています。

水線下の形を観察できる、絶好の機会です。手前にいくつかもやっている船もあるので、うまくのぞくことができるか否や。
(27年10月4日撮影)
(『10月4日の旧江戸川…5』につづく)

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