巨大魚舞う、緊迫の閘門通航!

●過去にも何度か似たようなことを書いているんですが、水路バカとしてこの趣味に足を踏み入れて以来、釣り人さん向けの出版物やウェブサイトには、教えられることが少なくないわけです。
水深や底質、沈置物の有無はもとより、中には閘門について触れられているものもあったりして、釣りにはほとんど興味がないにもかかわらず、さまざまな水路情報を勉強させていただけるのは、本当にありがたいことだと思っています。
●今回も、ひょんなことから以下の動画(『釣光TV』さん作成のもの)に出会い、水郷は与田浦東端にある浪逆浦閘門(上写真)の、貴重な通航シーンが収録されているのに小躍りしたのですが、まあ、世の中にはこんなに緊迫したというか、身震いするような閘門通航があるのかと、感心するとともに怖気をふるったものでした。まずは動画をご覧ください。

ホンモノのYou Tubeで「【巨大魚ハクレン】恐怖映像!巨大怪魚の群れに遭遇in霞ヶ浦【バス釣り番外編】」を見る
●平成の初め、江戸川を攻めていたときに、ウェーキにバッシャバッシャと巨大魚が連続してジャンプするのは体験していたので、ある種懐かしくもあったのですが、これほどの密度、これほどの規模のものはもちろん初見です。
●特に、逃げ場のない閘室で壁にぶち当たり、船体に体当たりしてくるその恐怖たるや! 乗り組みの方に怪我はなかったのでしょうか。いや、あの図体からして、船体に直撃したら損傷があっても不思議でないパワーがありそうで、本気で心配になりました!
あまりの異様さに笑うしかない、といった風でしたが、タイトルの「恐怖映像」に全く誇張はなく、笑い声とは裏腹に、緊張の閘門通航だったと思われます。お疲れさまでした、また貴重な映像を公開してくださり、ありがとうございます!
●本来の興味に話を戻すと、把手を引っ張るセルフ操作の様子や、扉体の降下速度、また作動中、病的(笑)に繰り返される自動アナウンスなど、水郷の閘門ならではのディテールがしっかり収録されていて、閘門ファンとしても充分そそる内容でした。
ちなみに、陸路訪問時の様子は、「浪逆浦閘門…1」「浪逆浦閘門…2」にあります、ご参考まで。

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