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10月4日の新中川…1

(『10月4日の旧江戸川…3』のつづき)

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ちょっと河口をつつくだけのつもりが、水門の威容を前にするとやはりもう少し、という気持ちが強まってきて、舵そのままに。くぐるならやはりど真ん中、中央径間ということで、4番ゲートをゆるゆると仰ぎつつ通過。

こうして間近で眺めてみると、ずいぶん扉体の色があせてきたように見えました。ほぼ真南を向いているということもあり、他の水門より日照時間(?)は多いに違いありません。

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180018.jpgくぐりざま、裏側を眺めるとご覧のとおり。日陰であることを差し引いても、褪色ぶりをまざまざと見せつけられたようなこの差、陽の光の偉大さを感じたといったら、大げさでしょうか。

直線的な橋灯がスマートな新今井橋の向こう、瑞江大橋、明和橋と魅力的な橋の姿をチラ見すると、もういけません。さらに舵そのまま、もうちょっと寄り道を長引かせてしまうはめに。

180019.jpg地図上で見ると、河道に対し45度かと思えるくらい、急角度で架かっているのもさることながら、径間が短かったり、継手がリベット組みだったりと、古い橋梁の味わいも残しているのが魅力の瑞江大橋。

河上から遠目に見ても、その斜めっぷりが感じられて面白いものですが、近寄って仰ぎ見ると、また別の魅力があるのです。


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この、持ち送りがズラリと並んだ美しさ‥‥。

いや、持ち送りはどこの橋にもあるのでしょうが、パーツとして独立度(?)が高いことと、大部分は溶接で組まれながら、継手のみリベットを用いているという、過渡期的な手法にも惹かれているのかもしれません。塗装がまだきれいなのも、魅力を引き立たせていますよね。
撮影地点のMapion地図

(27年10月4日撮影)

(『10月4日の新中川…2』につづく)

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タグ : 新中川今井水門橋の裏側

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