10月4日の旧江戸川…3
(『10月4日の旧江戸川…2』のつづき)

●午前中の陽を浴びて、まだまどろむような風情の新川東水門。
通航船は引きも切らないので、川面は引き波で少しざわつき気味ですが、向こうにある船溜の雰囲気も手伝ってか、あくびの出そうなのんびりとした空気を発散していました。
●視界がぐっと開ける新中川との合流点といえば、東岸にある三共油化の桟橋。この日も二隻の独航艀がもやい、乗り組みさんの姿も見られました。
船影はたびたび紹介(『10月11日の旧江戸川…2』ほか参照)しているので、少し引いた位置の下流側、真後ろから一枚。今日のしんがりは、船籍港伊東市の「新川丸」。黒くつややかなクルーザー・スターンが素敵です。
●ちょっと色気が出て、ほんの少し新中川へ寄り道してみる気になりました。
瑞穂大橋を前にしたとき、ちょうどこの角度の空だけ、雲一つなく、薄靄でグラデーションのかかった本当にきれいな青空! この季節を待っていた! と、諸手を挙げて叫びたくなるような美しさでありました。週末ごとの悪天候、長かったですからねえ。

●川面が光で満ちていれば、橋の裏側もおのずと明るくなるもの。仰ぐ梁の一本一本、アイやボルトの一個一個まで輝いて見えますわい。佳き哉、よきかな。

●そして合流点のヌシ(?)、今井水門。いつもながら、この径間数は見ごたえがあるというか、圧倒されるというか。すべての扉体が全開になっているのを目にしたのは、数年ぶりかもしれません。
【撮影地点のMapion地図】
(27年10月4日撮影)
(『10月4日の新中川…1』につづく)

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●午前中の陽を浴びて、まだまどろむような風情の新川東水門。
通航船は引きも切らないので、川面は引き波で少しざわつき気味ですが、向こうにある船溜の雰囲気も手伝ってか、あくびの出そうなのんびりとした空気を発散していました。

船影はたびたび紹介(『10月11日の旧江戸川…2』ほか参照)しているので、少し引いた位置の下流側、真後ろから一枚。今日のしんがりは、船籍港伊東市の「新川丸」。黒くつややかなクルーザー・スターンが素敵です。

瑞穂大橋を前にしたとき、ちょうどこの角度の空だけ、雲一つなく、薄靄でグラデーションのかかった本当にきれいな青空! この季節を待っていた! と、諸手を挙げて叫びたくなるような美しさでありました。週末ごとの悪天候、長かったですからねえ。

●川面が光で満ちていれば、橋の裏側もおのずと明るくなるもの。仰ぐ梁の一本一本、アイやボルトの一個一個まで輝いて見えますわい。佳き哉、よきかな。

●そして合流点のヌシ(?)、今井水門。いつもながら、この径間数は見ごたえがあるというか、圧倒されるというか。すべての扉体が全開になっているのを目にしたのは、数年ぶりかもしれません。
【撮影地点のMapion地図】
(27年10月4日撮影)
(『10月4日の新中川…1』につづく)

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コメント
おひさしぶりです
こちらのほうまでいらしてたのですね。見慣れた景色も船から見える景色は新鮮です!『活字の中の川蒸気』の記事も大変興味深いです。いろいろ勉強になります。私ももう少し深く学びたいと思いました。また拝見しに来ますね。(^-^)
Re: おひさしぶりです
>エドルネさん
ご無沙汰しております。ブログ記事拝見しました、夕暮れの合流点、点々とともる灯が川面に映えて、本当にきれいですね。また、多くのリンクとご案内をいただき恐縮です、ありがとうございました。
>活字の中の~
史料的価値というより、むしろこんなアバウトなお配りもの(?)の中にも、川蒸気がしっかりと息づいていたことへの、驚きと嬉しさが大きかったです。
ご無沙汰しております。ブログ記事拝見しました、夕暮れの合流点、点々とともる灯が川面に映えて、本当にきれいですね。また、多くのリンクとご案内をいただき恐縮です、ありがとうございました。
>活字の中の~
史料的価値というより、むしろこんなアバウトなお配りもの(?)の中にも、川蒸気がしっかりと息づいていたことへの、驚きと嬉しさが大きかったです。
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