9月20日の水路風景…2
(『9月20日の水路風景…1』のつづき)

●M艇長の操舵で、船影のない東雲運河を快走、港内へ向かいます。木遣り橋の向こうにのぞける水面はあくまで波静か、爽快の一事に尽きるプレーニング。
●久しく、テプコ豊洲ビル(新豊洲変電所)が目立つばかりだった旧豊洲埠頭は、平成28年11月の竣工を目指して、今や豊洲新市場の建設工事がたけなわ。
紅白のクレーンが林立する敷地には、水面から見ても圧倒されるようなスケールの建物が立ち上がっていました。放置感が濃厚だったこのあたりの水辺も、大きく変貌しつつあるのですね。

●「豊洲石炭埠頭」と呼ばれ、火力発電所と山積みされた石炭が晴海からも遠望され、最奥部には艤装や修理中の海自艦艇ももやっていた時代が、つい昨日のように思い出されます。
いわば東京のエネルギーをまかなう一大拠点だったわけですが、一転して我々の胃袋に直結する市場が引っ越してくるとは、ふた昔前は予想もしえないことでした。新市場事業の概略とパース画は、「豊洲新市場建設について」(東京都中央卸売市場)に掲載されています。

●港内へ出て、レインボーブリッジが一望できる開けた風景に、M艇長ご一家から歓声が上がりました。まだ少々日が陰っているとはいえ、青空の下で眺めるのは本当に久しぶり、泣けてきますわい。
東の風で幸い水面も穏やかでしたから、船の科学館と保存船「宗谷」のいる、有明南運河にご案内。タイミングよく陽射しも戻ってきて、「宗谷」の褪せたオレンジ色の船体を照らし、これまたよいものでした。
【撮影地点のMapion地図】
(27年9月20日撮影)
(『9月20日の水路風景…3』につづく)

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●M艇長の操舵で、船影のない東雲運河を快走、港内へ向かいます。木遣り橋の向こうにのぞける水面はあくまで波静か、爽快の一事に尽きるプレーニング。

紅白のクレーンが林立する敷地には、水面から見ても圧倒されるようなスケールの建物が立ち上がっていました。放置感が濃厚だったこのあたりの水辺も、大きく変貌しつつあるのですね。

●「豊洲石炭埠頭」と呼ばれ、火力発電所と山積みされた石炭が晴海からも遠望され、最奥部には艤装や修理中の海自艦艇ももやっていた時代が、つい昨日のように思い出されます。
いわば東京のエネルギーをまかなう一大拠点だったわけですが、一転して我々の胃袋に直結する市場が引っ越してくるとは、ふた昔前は予想もしえないことでした。新市場事業の概略とパース画は、「豊洲新市場建設について」(東京都中央卸売市場)に掲載されています。


東の風で幸い水面も穏やかでしたから、船の科学館と保存船「宗谷」のいる、有明南運河にご案内。タイミングよく陽射しも戻ってきて、「宗谷」の褪せたオレンジ色の船体を照らし、これまたよいものでした。
【撮影地点のMapion地図】
(27年9月20日撮影)
(『9月20日の水路風景…3』につづく)

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