9月20日の水路風景…1

その前に、先日12日の積み残しを一枚。通船らしいのですが、和風の造作に見える船体と、角ばった操舵室のミスマッチが魅力的。古タイヤのフェンダーが鈴なりなのも、働き者らしくてまた佳いですね。

解纜後、M艇長に舵をお任せして、六叉流からチョイ取舵。リクエストは「港内に出て、フネブネを眺めてみたい」とのことでしたので、東雲運河を下りましょう。

●あっ、宇部の揚搭設備に変化が! 以前「宇部のクレーンが…」で見た、鋼材の桟橋は撤去され、かつてクレーンのあったあたりには、コンクリートの色も真新しいドルフィン!
ということは、クレーンの取り壊しで悲観していたのはカン違いで、新たなクレーンか、それに類するものが立ち上がる可能性が出てきたということ? いや、何だか嬉しくなりましたわ!

●毎度おなじみ東雲水門は、左端の径間を角落しでふさいでいました。M艇長、ぐっとスロットルをしぼって、慎重に右径間へ舵を切ります。

●この角落し、出来立てなのか、オレンジ色の塗装がやけに鮮やか。塗装は派手な方が、安全上から考えてもよいことですし、見た目もきれいで眺めて楽しいもの。
角落しからはホースが二本出て、滲出してくる水を排出しているのが見えました。扉体を上げて、中を排水しているということは、水面下にある戸溝などの整備でしょうか。
【撮影地点のMapion地図】
(27年9月12日・20日撮影)
(『9月20日の水路風景…2』につづく)

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