「いずも」来航!…5

(『「いずも」来航!…4』のつづき)

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艦橋構造物のすぐ後ろあたりに着艦したUH-60JAは、ローターを回したまま2分ほど留まった後、ふたたびタービン音を高めてふわりと発艦、我々の直上を旋回して、元来た方向へ去ってゆきました。浮き上がる瞬間、絶妙のタイミングで「すいせん」がゆっくりと通過、お陰でいい感じの一枚になりましたわ!

こんなに低い高度で、大型ヘリが頭上を飛び去るシーンは、めったに拝めるものではありません。さすがはヘリ母艦、「いずも」さまさまであります。

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UH-60JAが飛び去って6分後、先ほどとほぼ同方向にまた機影が! 近づいてきたのを見上げると、機体を白と灰色のツートンに塗り分けた、見慣れないタイプ。保安庁か、それとも警察でしょうか。

着艦間際に機体の文字が読めて、これも陸自機であることがわかりました。帰宅後に調べてみると、シュペルピューマのEC-225LPといって、3機しかない要人輸送用の機体だそうです。

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こちらは先ほどとは違い、ゆっくりとした、どこか悠然たる飛行ぶりで、着艦もじりじりと時間をかけ、慎重そのものといった感じ。用途を知らない目には、ずいぶんじれったく思えたほどでした。

いや~しかし、マストや艦橋をかすめて降り立つところって、いいですねえ。従来の、後ろに飛行甲板を備えた艦では味わえないシーンで、「空母型」をしみじみ実感する瞬間でもあります。

178024.jpgEC-225LPが発艦してしばらく、次のヘリが来る様子がないので、これでおしまいかな、と微速で「いずも」に接近。せっかく会えたのですから、できるだけ近くで眺めてみたいのが人情であります。

初めて生で間近に見る「いずも」の艦尾、その幅の広さ、両舷の張り出しに備えた対空ミサイル発射器や機関砲と、頼もしさにあふれた外観に惚れ惚れ。ここから見ると「いず」がずいぶん小さく見えるな‥‥。

と、舷梯の近くまで来たら、達着していた装載艇の乗り組みさんに、「まだ(発着艦)作業は終わっていません。離れてください」とご注意をいただいてしまいました。うひゃあ、すみませんすみません。お詫びしながら急いで離れ、見学ポジションに戻って漂泊です。

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戻る途中で、「いず」の接岸支援を終えた曳船、「富士丸」が帰途につくのを一枚。塗装はきれい、タイヤフェンダーもビシッと揃って、装いにもスキがありません。さすが、花の都の表玄関を支えるハーバータグ、といったところでしょうか。

(27年8月31日撮影)

(『「いずも」来航!…6』につづく)

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タグ : 護衛艦いずも 護衛艦 巡視船 警備艇 曳船 東京港

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