強行接舷?

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海上保安庁の監視取締艇「かぺら」が、マリーナに入ってきました。青海の東京海上保安部に配属されている、湾奥ではおなじみの艇で、運河や港内でもたびたび出会ったことがあります。

ディーゼル2機掛け2軸、合計600馬力の爆音は重々しく、鼻先に迫ってくるとなかなかの迫力。回頭しようとしていたので、ニュートラルに入れて待ちながら眺めていると、一つ気づいたことがありました。左舷に長々と伸びる黒いフェンダー、べっこり凹んだところや、痛々しく破れたところがありますね。

「やっ、フェンダーがこの状態ということは、違反船相手に強行接舷でもして、一戦交えたということか。勇ましいな!」などと勝手な妄想をしつつ、回頭の済んだ「かぺら」の脇をすり抜けて別れました。

家に帰ってから、ふと「そういえば、以前『かぺら』に臨検されたことがあったなあ」と思い出し、「臨検ではじまる水路行!」のときの写真と、今回のを見くらべてみると‥‥。

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一昨年からあったことが判明。
あのときは、「臨検! 臨検!」とすっかり舞い上がっており、フェンダーまで注意が及んでいませんでした。お恥ずかしい。

しかし、フネの機能に差し障りがない部分とはいえ、3年近くもほぼそのままとは、少々哀れな気がしないでもありません。破れてだらりと垂れ下がっていた外皮を、無造作に繕って済ませているのもいじましく、任務激増の折柄、諸事物要りで手元不如意な保安庁のご苦労を、取り替えることもかなわないフェンダーに察せられたというお話でありました。

(27年7月19日撮影)

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タグ : 砂町運河 監視取締艇

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