護國神社の裏には…
(『環水公園を眺めて』のつづき)

●宿にチェックインしてから、富山縣護國神社を訪ねました。お社の背後はすぐ神通川で、河畔の神域というのに惹かれたこともあり、夕食前のお散歩を兼ねてお参りしておこうと思ったのです。
すでに陽は傾いて、杜の向こうに沈みゆこうとする時刻。さっぱりと掃き清められた参道を踏んで、当地を訪ねたご挨拶と、旅の安全をお祈りしました。
●護國神社だけあって、境内には軍馬慰霊の銅像や、戦友会の建てた石碑などがあり、手を合わせながら興味深く拝見。入口の灯篭には一枚づつレリーフが掲げられていて、向かって右は、日本海海戦時の三笠艦橋、左のそれは旅順入城を描いたものでした。
ところで、境内に入ったときから、拝殿の後ろに見える杜に、ちらちらと白いものが動くのが気になっていました。結構な数で、時々バサバサと飛び立つものもあり、水鳥らしい鳴き声も聞こえます。
これはもしかして、鷺山? トリ好きとしては意識が吸い寄せられる思いで、ひととおり境内を巡った後、拝殿の裏に失礼してみると‥‥。

●まあ、えらい数の鷺、鷺、サギ! 成鳥ばかりでなく、枝を束ねて作った巣の中には、ぽやぽやのヒナや巣立ち間もない若鳥の姿も見られ、その可愛らしいことったら!
やはり背後に大河があるということで、これだけの数を養うに足る魚がいるということなのでしょう。神社に住みつく鳥というと、まず鳩が思い出されますが、ここでは真っ白な鷺たち、むしろ神様のお遣いにふさわしいかもしれません。
●さて、夕暮れの川景色を眺めるとしましょう。雲も切れて陽が射してきたことだし、きっと美しい風景が楽しめるに違いありません。
境内から北側の道に出て、左へ曲がれば神通川と、その手前に背割堤一本をはさんで並行する松川があるはず。静かで風情のある道を進むと、低い堤防の盛り上がりが、坂道となって現われました。

●いきなり楽しそうな雰囲気になってきたな。
ぶらぶら河畔の散歩をしようと思っていたけれど、これを見てテンション急上昇。そんなのんびりとした感じじゃなくなってきたぞ!
【撮影地点のMapion地図】
(27年6月20日撮影)
(『富山の極小閘門! 松川舟通し水門…1』につづく)

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●宿にチェックインしてから、富山縣護國神社を訪ねました。お社の背後はすぐ神通川で、河畔の神域というのに惹かれたこともあり、夕食前のお散歩を兼ねてお参りしておこうと思ったのです。
すでに陽は傾いて、杜の向こうに沈みゆこうとする時刻。さっぱりと掃き清められた参道を踏んで、当地を訪ねたご挨拶と、旅の安全をお祈りしました。

ところで、境内に入ったときから、拝殿の後ろに見える杜に、ちらちらと白いものが動くのが気になっていました。結構な数で、時々バサバサと飛び立つものもあり、水鳥らしい鳴き声も聞こえます。
これはもしかして、鷺山? トリ好きとしては意識が吸い寄せられる思いで、ひととおり境内を巡った後、拝殿の裏に失礼してみると‥‥。

●まあ、えらい数の鷺、鷺、サギ! 成鳥ばかりでなく、枝を束ねて作った巣の中には、ぽやぽやのヒナや巣立ち間もない若鳥の姿も見られ、その可愛らしいことったら!
やはり背後に大河があるということで、これだけの数を養うに足る魚がいるということなのでしょう。神社に住みつく鳥というと、まず鳩が思い出されますが、ここでは真っ白な鷺たち、むしろ神様のお遣いにふさわしいかもしれません。

境内から北側の道に出て、左へ曲がれば神通川と、その手前に背割堤一本をはさんで並行する松川があるはず。静かで風情のある道を進むと、低い堤防の盛り上がりが、坂道となって現われました。

●いきなり楽しそうな雰囲気になってきたな。
ぶらぶら河畔の散歩をしようと思っていたけれど、これを見てテンション急上昇。そんなのんびりとした感じじゃなくなってきたぞ!
【撮影地点のMapion地図】
(27年6月20日撮影)
(『富山の極小閘門! 松川舟通し水門…1』につづく)

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