牛島閘門ふたたび…1

(『富岩運河で遊ぶ…11』のつづき)

175071.jpg「ふがん」から降りると、ちょうどお昼どき。先のスタバと同様、前回訪ねたときにはなかったレストラン、「ラ・シャンス」で環水公園を眺めながらの昼食も乙なものだろうと入ってみると、大入り満員で空席待ちができる盛況です。

「ラ・シャンス」は、牛島閘門のすぐ隣にあるという、閘門好きにとってはおあつらえ向きの立地でもあります。席が空くのを待つ間、牛島閘門との再会を楽しむことにしました。

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まずは船溜側から、後扉室を眺めて。両岸に階段が設けられているのが、閘程(水位差)を視覚で感じることができるのと、上部構造がなく埋もれがちなマイタゲートに適度なディテールを与えて、魅力的な角度になっていますね。ちなみに説明版によれば、閘程は0.65mとのこと。

175073.jpg後扉室のゲート周りを上流側から。閘室内の水は抜かれて、船溜と同じになっていました。おかげで扉体のディテールがよく観察できます。水に接する部分を減らし、扉体の腐朽を防ぐという意味も、あるのかもしれません。

当然ではありますが、前回訪ねたときより、少々くたびれた感じはしたものの、まめに手入れはされているように見受けられました。何分木製扉体とて、維持管理のご苦労は並大抵ではないでしょう。

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前扉室のゲートを閘室側から。太いフレームを貫通する、ボルトやその当て金に目を引かれます。対角線上に渡されたターンバックル付きの筋交は、扉体の垂れ下がりによる変形を防ぐためのものでしょう。いずれも木製扉体独特の構造で、興味深いものです。

左右の扉体の水線近くに見える、注水用のスライドゲート(スルースバルブ)は半開きのようですね。しかし上流側の水位が低いので、水の流入はほとんどないようです。嬉しかったのは、水面を透かして階壁(閾に当たる段差)が見えたこと。閘室の水中には、小魚がたくさん泳いでいるのも見られました。

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前回同様の角度から一枚。こじんまりとまとまった、小型マイタゲート閘門の魅力が凝縮された角度、佳き哉、よきかな。

前後ともに俯瞰できる場所があり、また近寄って眺めまわすこともできるのが、牛島閘門の良いところ。過去ログ「牛島閘門…1」と、くらべてみてください。
撮影地点のMapion地図

(27年6月20日撮影)

(『牛島閘門ふたたび…2』につづく)

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タグ : 富岩運河 牛島閘門 閘門

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