富岩運河で遊ぶ…10
(『中島閘門ふたたび…3』のつづき)
●乗り組みのお一人が、操舵席の左側に立ち、双眼鏡を構えてワッチを始めました。何事でしょう、定期便として連日行き来して、通い慣れているはずの運河で双眼鏡とは、ただならぬものを感じますが‥‥。
間なしに、乗り組みさんは双眼鏡をおろし、「いたいた、あそこ!」と、船長の方を向いて左舷前方を指さすと、船長は合点とばかり舵を切って左へ。何があるのでしょうか?

●岸に近づくと「ふがん」は行き足を落し、右に当て舵して姿勢を護岸と平行に直しました。乗り組みさんいわく、「ホラ、鴨がいますよ!」。
見ると、護岸のわずかな段差に、ひよこ饅頭のように座り込んだ鴨のヒナたちが! 壺巣に詰まった十姉妹ばりに、ぎゅっと固まっているのも可愛らしく、他のお客さんからも歓声が。

●そのすぐ上流、小河川が合流する落し口では、一心に水面をついばむヒナたちと、それを見守る親鳥の姿も。
フェンスに集まった水草の中に餌があるのか、もしゃもしゃとかき回す様子がこれまた可愛らしく、一同ニッコリ。しかし、わざわざ双眼鏡で探してまで、しかも船を寄せてくれるなんて、乗り組みさんたちはなかなかサービス精神旺盛です。

●この間、水管橋、大島橋とくぐって、下新橋を通過。やはり簡素なRC橋ながら、永代橋以降、だんだん街場の橋らしい雰囲気になってきました。
●下新橋のすぐ上流にあるこれは、ガイドさんによれば「ウラミの滝」なのだそう。何も、恨みなど剣呑ないわれがあるわけではなく、この庇の上から時間を決めて放水があり、文字どおり「裏から眺められる滝」になるのだとか。
暑くなるこれからは、涼しげでいいでしょうね。庇の下のベンチでは、お昼寝をしたりと思い思いに憩う人の姿が見られました。
【撮影地点のMapion地図】
(27年6月20日撮影)
(『富岩運河で遊ぶ…11』につづく)

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間なしに、乗り組みさんは双眼鏡をおろし、「いたいた、あそこ!」と、船長の方を向いて左舷前方を指さすと、船長は合点とばかり舵を切って左へ。何があるのでしょうか?

●岸に近づくと「ふがん」は行き足を落し、右に当て舵して姿勢を護岸と平行に直しました。乗り組みさんいわく、「ホラ、鴨がいますよ!」。
見ると、護岸のわずかな段差に、ひよこ饅頭のように座り込んだ鴨のヒナたちが! 壺巣に詰まった十姉妹ばりに、ぎゅっと固まっているのも可愛らしく、他のお客さんからも歓声が。

●そのすぐ上流、小河川が合流する落し口では、一心に水面をついばむヒナたちと、それを見守る親鳥の姿も。
フェンスに集まった水草の中に餌があるのか、もしゃもしゃとかき回す様子がこれまた可愛らしく、一同ニッコリ。しかし、わざわざ双眼鏡で探してまで、しかも船を寄せてくれるなんて、乗り組みさんたちはなかなかサービス精神旺盛です。

●この間、水管橋、大島橋とくぐって、下新橋を通過。やはり簡素なRC橋ながら、永代橋以降、だんだん街場の橋らしい雰囲気になってきました。

暑くなるこれからは、涼しげでいいでしょうね。庇の下のベンチでは、お昼寝をしたりと思い思いに憩う人の姿が見られました。
【撮影地点のMapion地図】
(27年6月20日撮影)
(『富岩運河で遊ぶ…11』につづく)

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