富岩運河で遊ぶ…3

(『富岩運河で遊ぶ…2』のつづき)

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175012.jpgお客さんが降りたのを見計らって、桟橋に達着した「ふがん」に近づいてみました。この角度から見ると、丸みを帯びた船尾のデザインが目立ち、なかなか愛嬌があります。

船尾水線近くにのぞく推進機は、2軸見えるドライブが主機で電動、真ん中のスズキ100馬力船外機は、あくまで補機だそう。この船は電動船なのです。電動で2軸というのは、珍しいのではないでしょうか。

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操舵室後ろの入口で、乗り組みの方に迎えられ、改札と同時に救命胴衣を渡されます。船室内は新造船らしくきれいでシンプルな内装、座席は右舷3人、左舷2人掛けの配置。日和もよかったせいか、側面の窓ガラスはすべて取り外され、気持ちのよい風が抜けてゆきます。

しかし、これだけの収容力がある船だと、救命胴衣を配り、着用の指導をするだけもひと手間ですね。各地の水路で観光船や水上バスを楽しみましたが、オープン艇でも救命胴衣なしの船社も少なくないのは、考え方の温度差というより、割ける人手や着脱の面倒があるのかもしれません。

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後部は開放デッキですが、雨天や寒気に備えてでしょう、三方にビニールカーテンを張れるようになっていました。天井高が船室と違わないのと、船尾の装飾もあって視界は広くなく、眺望の点では船室内とあまり変わりません。

シートはクッション付きベンチが4列。遊歩甲板として眺めを楽しむ場所というより、着席収容力重視の考え方が感じられました。全部に密閉船室、後部に開放デッキというレイアウトは、水上バススタイルとしてオーソドックスなものながら、他の船社、特に新潟のそれ(『新潟の水上バス…2』以下参照)などとは、考え方が異なるようです。

175015.jpg操舵室は収納棚で囲われているのみで仕切りはなく、コンソールをのぞき込めるという点が嬉しいところ。GPS魚探ももちろん装備されているので、道々水深もチェックできますね。楽しみです!

コンソールの左手は通路になっていて、フロントグラスの下に小さなハッチがあり、バウデッキへ出られるようになっていました。繋留作業を考えてのことでしょう。

(27年6月20日撮影)

(『富岩運河で遊ぶ…4』につづく)

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タグ : 岩瀬運河 富岩水上ライン 水上バス

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