笹川湖で貸しボートを楽しむ…4

(『笹川湖で貸しボートを楽しむ…3』のつづき)

174016.jpg釣り人さんのお邪魔にならないよう距離を取りながら、朽木の林散策を楽しんでいると、早くも30分経過。今回は1時間の約束でしたので、そろそろ戻ることにしましょう。

後で聞いたところでは、小型船舶免許があれば、エレキモーター装備のボートも貸してもらえるとのこと。ううむ、動力があれば、もっと探索できたのに‥‥と悔しくなりましたが、後の祭り。

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帰路は順風となるので、だいぶ楽に移動できました。ここで一つ発見が。進行方向右手の岸を眺めていると、斜面を削って切り開かれたような、ゆるい傾斜地が露出しているのを発見。あれ、道路の跡じゃないか? 

あっ、右にガードレールと、もと標識らしいポールが見える! 水没で使われなくなった、廃道に違いない!

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こりゃイイものを見つけたと、テンション急上昇。右へ切れば、推力がなくなった分、風で横流れして姿勢が崩れます。左に大回りして、距離を取りつつ風上に切り上がりながら近づき、両舷停止。

おおお、沈みゆくガードレールを真上から眺められるなんて! 澄んだ水を透かして見える底は、まさしく道路の滑らかさ。クルマの走ることのなくなったかつての道の上を、小魚がついついと泳いでゆく姿も見られました。

174019.jpgガードレールとこの標識ポールの様子から、ここは十字路だったのでしょう。釣り人さんの間では「ガードレールポイント」「廃道ポイント」とか、名付けられることもあるのかしら、と妄想。

妄想のオカズだけでなく、朽木の林といい、廃道といい、ダム湖ならではの情景が初体験できて、楽しい船行きではありました。訪ねてよかったです。
撮影地点のMapion地図】(←多分このへん)

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たどってきた谷筋を戻りながら、改めて一枚。体力の乏しさから、ごく短い距離ではありましたが、「山間の可航水路」の味、しかと堪能できました。次回はエレキモーター付きにするぞ!

走りながら妄想するのは、分水界を挟んだ浅い谷筋を掘り下げ、つなげた江戸以来の水路を、川汽船就航でさらに拡幅・浚渫し、堰と閘門の併用で水量を確保して云々と、SFじみた水路原理主義の世界。笹川湖の「川景色」は、そんな妄想をかきたてるのに、充分過ぎるものがありました。

(27年5月5日撮影)

(『笹川湖で貸しボートを楽しむ…5』につづく)

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タグ : 笹川湖 貸しボート

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