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笹川湖で貸しボートを楽しむ…2

(『笹川湖で貸しボートを楽しむ…1』のつづき)

174006.jpgボートハウスすずきの店に入ると、壁の塗装も三和土もきれいで、まだ新しい感じ。軒下には、写真のようなゴムキャタピラを履いた、エンジン付きカート(?)が何台も並んでいて、珍しく眺めました。

受付でローボート1時間分の料金を払い、救命胴衣を受け取って、奥さんらしい方の案内で桟橋へ。釣り人さんのための施設とあって、単なる遊びでボートを漕ぎに来るのは、珍しいようでした。


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桟橋への道は、きれいにコンクリート舗装されてはいるものの、思ったよりずっと急な坂です。坂を下りながら聞いたお話では、釣り人さんのほとんどはエレキモーター(電動船外機)をつけて出かけるとのこと。

なるほど、重たいモーターとバッテリーを借り出して、この急な坂を上ってまた返納するとなれば、エンジン付きのキャタピラ車が必要なはずです。桟橋にも、同じカートが何台も停められているのが見えました。

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桟橋から、先ほど渡ってきた姿美寿橋を間近に見上げて。

長い橋脚の向こうに見える、もくもくと茂る両岸の緑、草深い渓谷をゆく水路の魅力がすでに全開状態!

174009.jpg「細い方がスピードが出るけれど、安定がいいから幅のある方がいいでしょう」との奥さんの勧めで、箱造り似の船首をもつローボートに乗り込み、いざ湖面へ。

出た直後は向かい風で、ちょっとでも気を抜けば艇は後ずさるため、筋力の乏しい船頭としては、苦しいスタートとなりました。それでも木々を通して降りてくるひんやりとした冷気や、ときおり跳ねる魚影に励まされて、風に頭を振られながら前進微速。

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いや~、思ったとおりの「山間水路」っぷり! 緑に消えゆく屈曲の向こうが、いかにも果てしなく続いてゆくように感じられて、よきかな、佳き哉。

勘十郎堀も可航水路として現存していれば、こんな水路風景が楽しめたに違いない‥‥。おっと、釣り人さんの艇がちらほら見えてきました。運動性の乏しい(体力もないし)手漕ぎ艇、風向と推力を考えて、今から距離が取れるよう、変針しておかなければ。
撮影地点のMapion地図】(←多分このへん)

(27年5月5日撮影)

(『笹川湖で貸しボートを楽しむ…3』につづく)

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タグ : 笹川湖貸しボート

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