晴海大橋の新しい桁
(『5月3日の西側河川…10』のつづき)

●春海橋をくぐって豊洲と晴海の間に出ると、風がぐんと強くなり、一面さざ波が立つ硬い感触の水面に。水の色も徐々に茶色っ気が増してきて、晴海大橋に達するころには、過去にも何度か触れた「赤運河」になっていました。
晴海大橋の真下でスロットルをゆるめて見上げたのは、上下線の既設桁間に架けられた新しい桁。いずれ、首都高晴海線の延長部になる桁が、一部架設されたのです。

●ど真ん中‥‥とはいきませんでしたが、いずれ見られなくなる「橋の断面」の表情を一枚。
晴海線延長工事の詳細は、PDF「首都高速晴海線」に掲載されています。スペースを開けてあった上下線の桁の間に、高度を落としながら首都高の桁が割り込む形で架設され、橋詰で合流しランプとなるもので、平成29年度の竣工を予定しているとのこと。

●桁直下を外れて眺めると、三本の桁がそれぞれ微妙に違った曲線を描いて、なかなかの眺め。
●今までは、左右対称でアーチ状のシルエットを持っていた晴海大橋も、これが完成すると、南側から見て「右肩上がり」の非対称形となるわけですね。竣工後は、だいぶイメージが変わるだろうなあ‥‥。
ともあれ、今まで抜けていた橋脚の中央に、予定通り桁が載って「埋まった」さまを眺め、ますます本船の匂いが遠ざかり、内水色が濃くなってゆくなあと、あらぬ感慨をもよおしたことではありました。
【撮影地点のMapion地図】
(27年5月3日撮影)
(この項おわり)

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晴海大橋の真下でスロットルをゆるめて見上げたのは、上下線の既設桁間に架けられた新しい桁。いずれ、首都高晴海線の延長部になる桁が、一部架設されたのです。

●ど真ん中‥‥とはいきませんでしたが、いずれ見られなくなる「橋の断面」の表情を一枚。
晴海線延長工事の詳細は、PDF「首都高速晴海線」に掲載されています。スペースを開けてあった上下線の桁の間に、高度を落としながら首都高の桁が割り込む形で架設され、橋詰で合流しランプとなるもので、平成29年度の竣工を予定しているとのこと。

●桁直下を外れて眺めると、三本の桁がそれぞれ微妙に違った曲線を描いて、なかなかの眺め。

ともあれ、今まで抜けていた橋脚の中央に、予定通り桁が載って「埋まった」さまを眺め、ますます本船の匂いが遠ざかり、内水色が濃くなってゆくなあと、あらぬ感慨をもよおしたことではありました。
【撮影地点のMapion地図】
(27年5月3日撮影)
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