4月29日の内部河川…6
(『4月29日の内部河川…5』のつづき)
●東京製粉の終焉を目にして沈みがちな気持が、扇橋閘門の通航待ちのワクワク感で少し回復。豪快な排水が終わって出てきた艇は、お客さんを満載したカタマランの観光船でした。
お客さんも閘門通航でテンション高めなのか、思い切り手を振って応えてくれました。都内の観光船、平井さんのようなモノハルも少なくありませんが、ここ数年ですっかりカタマランが主流になった観があります。収容力と安定性を兼ね備えるという意味では、確かにこの船型に勝るものはないでしょう。

●ドルドルドル、という独特の作動音を耳にしながら、閉まる後扉を眺めてさて、注水です。
出閘するとき、出てきた職員の方に「船名は?」ときかれたので答えながら、「いつも通らせてもらって、お世話になってます!」というと、笑って手を振ってくれました。

●曇り空とはいえこの陽気だったら、さぞかし賑わっているだろうと、ちょっとのぞいてみたくなり、日本橋に寄り道してみました。案の定、船着場は2隻がもやい、3隻が達着を待って遊弋もしくは漂泊中といった賑やかさ。
●おなじみZEN船長のエスエスNANO1は、西河岸橋の桁裏に軽くもやいを取って待機していました。橋脚の水面下には張り出しもないようで、水位から桁下高も、もやいを取るのにちょうどよかったようです。
しかし、船着場もこれだけ混雑するようになると、接岸の順番を指示したり、事故のないよう待機艇をさばく管制係が必要だなあと思えました。今は予約時刻をもとに、船長同士声をかけあって上手にやっておられるのでしょうか。

●帰路は東雲北運河を通って、日本橋川とは一転した静けさを堪能しつつ今回の〆。
今や数少なくなった水面に張り出す建物、木村造船所とその前にもやうグリーンの曳船。水辺の新緑とともに、全体的に緑色過多な運河風景、よいものでした。
【撮影地点のMapion地図】
(27年4月29日撮影)
(この項おわり)

にほんブログ村

お客さんも閘門通航でテンション高めなのか、思い切り手を振って応えてくれました。都内の観光船、平井さんのようなモノハルも少なくありませんが、ここ数年ですっかりカタマランが主流になった観があります。収容力と安定性を兼ね備えるという意味では、確かにこの船型に勝るものはないでしょう。

●ドルドルドル、という独特の作動音を耳にしながら、閉まる後扉を眺めてさて、注水です。
出閘するとき、出てきた職員の方に「船名は?」ときかれたので答えながら、「いつも通らせてもらって、お世話になってます!」というと、笑って手を振ってくれました。

●曇り空とはいえこの陽気だったら、さぞかし賑わっているだろうと、ちょっとのぞいてみたくなり、日本橋に寄り道してみました。案の定、船着場は2隻がもやい、3隻が達着を待って遊弋もしくは漂泊中といった賑やかさ。

しかし、船着場もこれだけ混雑するようになると、接岸の順番を指示したり、事故のないよう待機艇をさばく管制係が必要だなあと思えました。今は予約時刻をもとに、船長同士声をかけあって上手にやっておられるのでしょうか。

●帰路は東雲北運河を通って、日本橋川とは一転した静けさを堪能しつつ今回の〆。
今や数少なくなった水面に張り出す建物、木村造船所とその前にもやうグリーンの曳船。水辺の新緑とともに、全体的に緑色過多な運河風景、よいものでした。
【撮影地点のMapion地図】
(27年4月29日撮影)
(この項おわり)

にほんブログ村
- 関連記事
-
- 5月3日の西側河川…2
- 5月3日の西側河川…1
- 4月29日の内部河川…6
- 4月29日の内部河川…5
- 4月29日の内部河川…4
コメント
コメントの投稿