神田川の花筏

4月2日午後のことです。連れが用足しの道々に水道橋を渡っていたところ、川面の花筏が目に入り、その見事さに思わずカメラを向けたとのこと。ほんの短い時間しか見られない、花筏のある川景色に出くわすとは、やはり嬉しいもので、3枚ほどご覧に入れたいと思います。

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上の写真は、水道橋から下流側を眺めたところですが、花弁のほとんどが水道橋1号分水路の吐口から、本流へ流れ出しているのがわかりますね。

数年前に同じ様子を見て、河水がなるべく分水路に導かれるよう、呑口の構造や河床勾配が考えられていることが実感でき、大いに興味をそそられたものでした。美しさばかりでなく、水の動きをはっきりと目で追うことができる、貴重な瞬間でもあるのです。

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アップの写真を見ると、深緑の川面に大理石模様が描かれて、なかなかきれい。

ゆっくりと渦を巻く水の動き、風の影響もあるのでしょうが、表層の複雑な状態がリアルに読み取れるようで、興味が尽きません。水はただ流れ下っているわけではないことが、舵を握っているときとはまた違った感覚で眺めることができ、面白く見入ったものでした。

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遠くをズームでたぐった写真では、すき間なく真っ白な部分も見えて、まさに文字通りの花筏! 分水路吐口下流の桜からも、はらはらと花弁が散って、これまた風流ですね。作業中の台船の皆さんも、仕事の合間に楽しまれたのでしょうか。

連れによると、翌日3日に通ったときはすでにまばらになっており、もう花筏と呼べる状態ではなかったとのこと。桜の見ごろ以上に一瞬の、実にはかなくも見事な川の贅ではあります。

ちなみに、この花筏のほとんどは、江戸川橋公園の桜並木から流れてきたものと見て、まず間違いないでしょう。

以前も触れましたが、この量を目の当たりにすると、やはり、江戸川橋から上流の可航化を妄想してしまいますねえ‥‥。100mでもいいですから、あの濃厚かつ高密度な咲きっぷりを、川面から仰いでみたくなってしまうのです。
撮影地点のMapion地図

(27年4月2日撮影)

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タグ : 神田川 台船

コメント

No title

花筏、いいですね。
今年は天候の関係で花見に行けなかったので目の保養になります。

Re: No title

> Lambdaさん
この濃密な花筏のある川面を、一度走ってみたいものです!
先月は週末ごとに天気が崩れたので、せっかくのお出かけをふいにした方も多かったでしょうね。
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