3月15日の水路風景…1

●ここしばらく、空模様の優れない日曜日がつづき、水路に出られないまま、気がつけば3月も半ば近く‥‥。15日の、それも午後になって何とか晴れ間を得て、ようやくの本年初出港と相成った次第です。
気温も上がり、水辺はもう春の花の季節に入ろうというところ。近場の春めいた雰囲気を拾って歩こうと、まずは曙北運河から運河地帯へ進入。2ヶ月半になんなんとする「水路離れ」を経ての水上とて、舵を握っているだけでもうハイになることったらなく、目に入る風景どれもが感動そのもの、といっても大げさではないアブナイ精神状態。おなじみ古賀オールのバージを眺めて、しみじみと嬉しさを噛みしめる不審船頭一名。

南側の西詰に掲げられているのが、下の銘板。塗り重ねですっかりつぶれてしまってはいるものの、「昭和五年/株式會社横河橋梁製作所/製作」と、かろうじて読むことができました。

●‥‥あれ? 北側東詰の銘板には、「東京石川島造船所製作」とあったんですが‥‥。さてこの違い、どう解釈すべきでしょうか。

●「運河の曲がり角」を曲がって、汐浜運河畔名物、ハクモクレン並木の様子は如何と眺めれば、八分咲きといったところでしょうか。
お花見客の姿も多く見られ、白い花弁を愛でながらのんびりお散歩される方、カメラを構える方と賑やか。春らしい、どこかウキウキした運河風景、よいものです。

進入シーンを見るのは初めてで、遠目とはいえ、大ぶりな船が狭水路に突っ込む瞬間ともなれば、コーフンするのもむべなるかな。潮もいい塩梅に干いてきたことだし、大横川も訪ねてみようと、続けて前進!
【撮影地点のMapion地図】
(27年3月15日撮影)
(『3月15日の水路風景…2』につづく)

にほんブログ村
- 関連記事
-
- 3月15日の水路風景…3
- 3月15日の水路風景…2
- 3月15日の水路風景…1
- 最西端の狭水路・白子川…7
- 最西端の狭水路・白子川…6
コメント
コメントの投稿
« 3月15日の水路風景…2 l Home l 珍物二題 »